中国で開催されるモーターショーと言えば、これまではぎりぎりまで肌を露出したコンパニオンが大きな注目を集める存在だった。一部では芸能人並みの人気を獲得するコンパニオンもいたほどだ。(イメージ写真提供:(C)momoleif/123RF.COM)

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 中国で開催されるモーターショーと言えば、これまではぎりぎりまで肌を露出したコンパニオンが大きな注目を集める存在だった。一部では芸能人並みの人気を獲得するコンパニオンもいたほどだ。

 だが、中国政府が過度に肌を露出したコンパニオンの登場を禁じたことから、ネット上では「これからのモーターショーでは何を見たら良いのか」といった声もあがった。25日に北京モーターショーが開幕したことを受け、中国メディアの捜狐は「コンパニオンのいないモーターショー」を評価する記事を掲載した。

 露出の多いコンパニオンの登場が禁じられたモーターショーは今回の北京モーターショーが初めてではない。14年の北京モーターショーでも一部で制限が行われたほか、15年の上海モーターショーでも組織委員会がコンパニオンを登場させることを禁じた経緯がある。

 これは中国で開催されるモーターショーがコンパニオンによる「裸祭り」の様相を呈していたためであり、世界の主要なモーターショーに成長した上海モーターショー、北京モーターショーにそぐわないと判断されたためだ。肌の露出の多いコンパニオンの登場は禁じられたため、各メーカーは芸能人や有名スポーツ選手をショーの目玉に起用し始めているようだ。

 中国のネット上では一部で、コンパニオンがいた北京モーターショーを懐かしむ意見があるようだが、捜狐は「北京、上海の両モーターショーがコンパニオン起用を全面的に禁止したことを評価すべきであり、モーターショーの本質である自動車に人びとの関心を集める必要がある」と伝え、そうしてこそ中国の自動車文化を向上させることができると伝えている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:(C)momoleif/123RF.COM)