21日、国連の発表した世界各国の製造業の付加価値ランキングで、中国が米国を上回る世界最大の製造大国になり、インドネシアが10強入りした。

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2016年4月21日、ウォール・ストリート・ジャーナルによると、国連が同日発表した世界各国の製造業の付加価値ランキングで、中国が米国を上回る世界最大の製造大国になった。23日付で中国紙・参考消息(電子版)が伝えた。

ランキングでは中国が世界一の製造大国になっているが、それ以外にインドネシアがロシアや英国を上回る位置づけとして製造10強入りしている。国連工業開発機関(UNIDO)の首席分析官・Shyam Upadhyaya氏は、インドネシアが前年の12位から10位に格上げされたことについて、「世界経済が減速する中にあっても生産状態を維持して国内需要を満たしたことに基づいた」と話している。

インドネシア工業省の統計では、製造業の国内総生産(GDP)への貢献率は18%。2014年に当選したジョコ・ウィドド大統領は生産効率の向上や財政支援によって国内工業の成長を促す政策を続けている。

アジア開発銀行(ADB)インドネシア事務所のスティーブン・タボール所長は、インドネシアでは目下、インフラの充実化が図られ、規制緩和も進められているほか、生産品質の向上によって自国に原材料が豊富な下流加工業をグレードアップさせることで、世界的なバリューチェーンに欠かせない存在になる可能性もあると話している。(翻訳・編集/岡田)