実は、緑茶よりスゴい!? 抹茶は「アンチエイジングドリンク」だった

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抹茶というと、日常的な飲み物というよりは茶道のきちんとした作法でいただくもの、というイメージが強いかもしれません。

最近では習い事として茶道の人気が上がっていて、心を落ち着ける方法のひとつとして自宅で抹茶を点てて楽しむ人も増えているのだとか。

お菓子の風味としても根強い人気のある抹茶ですが、実は抹茶には女性にとってうれしい効果が隠されています。

今回は管理栄養士の筆者が、抹茶に含まれる“女性にうれしい栄養成分”について解説します。

■抹茶は「茶葉をまるごと」摂れる

そもそも抹茶とは、緑茶の一種である“てん茶”というものを石臼で挽いて粉末にしたものです。

栄養成分は緑茶と似ているのですが、緑茶は茶葉にお湯を注いで抽出するのに対して、抹茶は茶葉の粉末にお湯を注いで茶葉ごと飲むので、茶葉に含まれている栄養を丸ごと摂ることができるという特徴があります。

■テアニンでリラックス&集中力アップ

茶道で心が落ち着く理由には、“和室で作法通りに一連の動作を行うから”というほかに、抹茶に含まれるテアニンというアミノ酸が関係しています。

テアニンには緊張やストレスを和らげ、脳をリラックスさせる効果があります。脳が適度にリラックスして集中した状態に導いてくれる“α波”という脳波が出ることを促してくれるのです。

■トクホにも認められている茶カテキン

緑茶でおなじみの成分であるカテキンには、強力な抗酸化作用があることがわかっています。この抗酸化作用により病気や老化の原因になる活性酸素が打ち消され、生活習慣病の予防や肌のしみ、しわ、たるみなどを防いでアンチエイジング効果も期待できます。

女性は年齢を重ねると、“悪玉コレステロール”と呼ばれるLDLコレステロールを代謝する働きを持つエストロゲンという女性ホルモンの分泌量が減ってきます。

カテキンにはこのLDLコレステロールを下げる作用があるので、コレステロールが気になる女性はぜひ抹茶を摂っていただきたいですね。

さらにカテキンはダイエットにも効果的。脂質の吸収を抑制し、さらに体に溜まった脂肪を燃焼してくれる効果も持っています。

いかがでしたか? 今回ご紹介した栄養成分は緑茶にも入っていますが、抹茶で摂取するとより効果が期待できます。

家で抹茶を点てるのに挑戦するのも良いですし、休憩時のお菓子も抹茶入りのものを選ぶなど、日常生活の中で取り入れてみるといいですよ。

【筆者略歴】

※ 圓尾和紀 ・・・ 管理栄養士。総合病院勤務を経て予防医療を志し、独立。和食素晴らしさを伝える活動と、”不自然な食べもの”にあふれた環境で、定期的に身体をリセットする目的からファスティングを取り入れた生活の提案を行う。カラダヨロコブログ。

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※ grafvision /shutterstock