「大安森林公園之友基金会」提供

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(台北 25日 中央社)台北市の中心部にある大安森林公園でこのほど、ホタルの姿が確認された。同市政府工務局は大安森林公園之友基金会など民間保護団体と協力し、昨年から大安森林公園を含む市内3カ所の公園でホタル復活へ向けた活動を実施しており、その成果が現れた形となった。

同公園では、ホタルの生息地づくりや種の生育、蚊の駆除などの作業が進められてきた。だが、公園には毎日1万人近くの利用者がいる上、照明灯も多く設置されているため、復活の難易度は高く、「不可能な任務」とされていた。

基金会の郭城孟執行長(CEO)によると、同公園の付近には多くのホタルが集い、「蛍橋」と呼ばれる場所がかつてはあったものの、都市の発展に伴い、ホタルは姿を消してしまっていたという。

ホタルの再生を目指す中で最も気掛かりなのは、人為的な妨げと生息地の破壊だと話す郭氏。ホタル観賞に訪れる観光客に対し、懐中電灯や携帯電話の強い光、カメラのフラッシュなどを使用しないよう呼び掛けている。

(游凱翔/編集:名切千絵)