気象庁は2016年4月24日、中国地方から東北地方まで広い範囲で黄砂が飛来し、関西地方では今年初めて観測されたと発表した。

この日近畿では大阪府、京都府、兵庫県、奈良県、滋賀県で確認され、京都では見渡せる距離が一時5〜10キロメートルになるなど、視界が悪くなった。25日も引き続き観測された。

黄砂は、中国大陸の砂漠から強風で巻き上げられた砂の粒子が、偏西風に乗って日本に運ばれて浮遊・降下する現象。視界が悪くなり、交通に支障が出る場合がある。吸い込むと呼吸器疾患やアレルギー疾患を悪化させるおそれがあるが、健常者への影響は大きくないとされている。吸引を避けるにはマスクの着用が効果的だ。