23日、韓国の朴槿恵大統領が来月1〜3日に国賓としてイランを訪問する際、ヒジャブ(頭部を覆う布)を着用することが明らかになった。写真はイスラム圏の市場の店先。

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2016年4月23日、韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領が来月1〜3日に国賓としてイランを訪問する際、ヒジャブ(頭部を覆う布)を着用することが明らかになった。韓国・聯合ニュースなどが伝えた。

韓国政府関係者はこの日、朴大統領のイラン訪問時の服装について外交部門で検討した結果、原則的に滞在の全日程でヒジャブを着用する方針を決定したと明らかにした。この決定は、両国関係の発展を企図し、また訪問国の文化を尊重するとの観点からなされたとみられている。

朴大統領は昨年3月、中東4カ国歴訪中にアラブ首長国連邦(UAE)のイスラム寺院を訪問した際、ヒジャブの一種であるシェイラ(長方形の布)を着用した。

イランでは1979年のイスラム革命以降、女性はヒジャブで髪を隠すことが義務付けられている。朴大統領はイスラム革命以降に初めて同国を訪問する非イスラム圏の女性指導者となることから、滞在中の服装が問題となっていた。

この一件については韓国のネットユーザーの関心も高く、記事には3000件を優に超えるコメントが寄せられている。

「イランでヒジャブをかぶることも大切だけど、国民の言葉に耳をふさがないよう願う」
「日本訪問の時は必ず着物にげた履きで行ってね」
「ヒジャブをかぶることに意味があるわけでもなし、ファッションショーの一部にすぎない。目新しさはあるからね」

「ヒジャブがとてもお似合いなので、あちらに生活の基盤を移されたらどうでしょう」
「海外旅行に行ってそこの文化を尊重してないで、韓国国民の方を尊重してくれ」
「国内で問題が起こったら海外へ。それが“朴統(パクトン)”スタイル」

「ヒジャブは女性を差別する意味を含んでいるのに、残念だ」
「我々の先祖は日本にも朝鮮式の服装で行った。一国の元首が服装まで相手国に倣うのは、こびているとしか思えない」
「国家元首としての訪問であって、女性としての訪問ではないはずだ。国民のプライドを考えなかったのか?」(翻訳・編集/吉金)