20日、中国で初めて胚移植を経て生まれた「試験管ベビー」が父親になった。

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2016年4月24日、中国紙・華商報によると、中国で初めて胚移植を経て生まれた「試験管ベビー」が父親になった。羅優群(ルオ・ヨウチュン)さんとその妻が自然妊娠で子どもを授かり、女の子が生まれたことを、人類幹細胞国家工程研究センターが23日に明らかにした。

羅優群さんは中国医学遺伝学の開拓者・蘆恵霖(ルー・フイリン)氏とその息女・蘆光●(ルー・グアンシウ、●は王偏に秀)さんの手による胚移植で1988年6月に誕生。自らの出生を公にしており、大学は医学部に進学。卒業後は蘆光●さんの研究室に入り、自身も治療に関わるようになった。

羅優群さんは20日に生まれた子どもを抱きながら、試験管の中の細胞が子どもとして生まれ、学校に通い、仕事に就き、結婚し、また子どもを授かるなど、自ら経験してきたことに思いをはせ、「子どもの頃は自分は他人とは違う存在なのだと思っていたが、成長するにつれ何も変わらないと思うようになった」と話している。(翻訳・編集/岡田)