白石あさえの目指せコースデビュー! 連載●第4回 
〜カリスマコーチ内藤雄士がビギナーのために特別レッスン〜

◆肩のラインを整える

白石あさえ(以下白石):アドレスって結構、腹筋や背筋に力を入れないといけないんですね(前回のレッスン参照)。

内藤雄士コーチ(以下内藤):そうなんです。ラクに構えていると、スイング中に体が動きすぎて、反復性が悪くなったり、緩む原因になるのです。今回は肩のラインの重要性についてレッスンしましょう。

白石:肩のラインですか?

内藤:そうです。両肩を結んだラインを指します。前回のレッスンで話しましたが、人は無意識に自分が構えやすい格好で構えたり、飛ばそうとして間違ったアドレスになっていたりするものです。だからこそ、スタート地点のアドレスで正しい準備をしておく必要があります。そこで最も大切になるのが肩のラインです。

 正しい前傾の仕方は前回説明した通りで、足のつま先側に体重がかかるのが正しいポジショニングになります。拇指球の上に体重が乗っているイメージを持つといいでしょう。この右足と左足の拇指球を結んだラインが打ちたい方向になります。このラインに対して肩のラインが平行になるように構えることがポイント。肩のラインが開いているとスライス系の球になりやすく、右に向いていると右方向へのプッシュアウトや左への引っ掛けが出やすくなります。体の中心に軸が左右に傾くといった悪い構えにつながるので、肩のラインは非常に大切なのです。

白石:なぜ肩のラインは右を向いたり、左を向いたりするんですか? そんなに難しくなく思えますが......。

内藤:ひとつはターゲットに対して正体していないことと、グリップしたときに必然的に左右の手の高さに差が出てしまうからです。

白石:なるほど。では肩のラインを正確にセットするコツはありますか?

内藤:クラブを肩にあてて、そのクラブがターゲットラインと平行になるように構えます。この時、右肩が下がったり、左肩が下がったりすることにも注意してください。

白石:これなら自分が正しく構えられているかどうかがわかりやすいですね。なんとなく構えているだけだと、その時点でミスの確率を高めているということがよくわかりました。スポーツはなんでもそうですが、フォームがきれいということが大切なんですね!


●正しいアドレスを作るために、肩のラインをチェック

1.拇指球の上に重心が乗るように構えて、左右の足を結んだラインに対して肩のラインを合わせる。

2.クラブをターゲットに向けて置き、目安にするとわかりやすい。肩のラインがターゲットラインと平行になっていないと、正しいスイングはできない。

3.肩のラインが間違っていなければ、大きなミスにはつながらない。自分の肩のラインと平行になっているか、確認する。

4.写真のように手をクロスさせ、クラブをのせて肩のラインを確認するとわかりやすい。クラブがなくても、この体勢だとラインのズレに気づきやすい。

(内藤雄士プロフィール)
ないとう・ゆうじ●1969年生まれ。東京都出身。日本大学ゴルフ部出身。ゴルフ部在籍中に渡米し、アメリカの最新理論を習得。1998年にプロゴルファーを教えるツアープロコーチとして活動を開始。日本にツアープロコーチという概念を持ち込んだパイオニア的存在で、丸山茂樹の米ツアーでの活躍の立役者となった。その後も多くのプロのサポートを行なう傍ら、ジュニアゴルファーの育成にも積極的に取り組み、日本ゴルフ界の根本的レベルの底上げに尽力している。ゴルフを中心としたメディアでのレッスンのほか、ゴルフネットワークでのトーナメント解説など、活躍の場は多岐にわたっている。

(白石あさえプロフィール)
しらいし・あさえ●1991年生まれ。千葉県出身。昨年念願だったグラビアデビューを果たし、2016年1月発売の週刊プレイボーイ6号で披露したパーフェクトボディが注目を集める。学生時代はバスケットボールをしていたというスポーツウーマンで、普通免許のほかに大型自動二輪免許も持っている。華奢な見た目からは想像がつかないアクティブな一面を持つ彼女だが、ゴルフはクラブを触ったことがある程度という全くの初心者。「ゴルフはやってみたいと前々から思っていました。今回の企画を通して、コースデビューすることが楽しみです」。身長:164僉B:94 W:60 H:88 血液型:A型

出島正登●取材・文 text by Ideshima Masato