iPhone 7のlightning端子はどうなる? いまさら聞けない次世代のUSB Type-Cのキホン

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iPhoneの充電や同期に使うのはlightningケーブルです。Androidスマートフォンは、microUSB。

これまで、まちまちだった、USB規格が、少しずつ統一されようとしています。

それが、USB Type-Cです。


既に、GoogleのNexus 5Xや6P、Windows PhoneのNuAns NEOなどには、、USB Type-Cが採用されています。また、パソコンでもMacBookやWindows PCの一部でも採用さており、今後のスマートフォン、パソコンの標準になるのではと言われています。


○USB Type-Cとは?
次世代規格「USB 3.1」のUSB端子です。

特徴は、
・上下左右の区別がない
iPhoneのlightningケーブルと同じように、リバーシブルなので、上下どちらかでも挿す
ことができます。

・USB Type-Cは、高速転送、大電量
USB Type-Cは、USB3.1規格に準拠しているので、USB 3.0の2倍となる10Gbpsという高速なデータ転送が可能です。

また、充電でも給電能力が大きく改善されています。
最大100Wの供給が可能していますので、これまでは出力不足で利用できなかった機器も利用できるようになります。

・リチャージにも対応し、充電も映像出力も、USB Type-CだけでOK
USB Type-Cは、スマホからスマホへのリチャージ充電も、映像の出力も、専用ケーブルなしで可能となります。

USB Type-Cケーブルが1本あれば、ほぼ全ての機器を繋ぐことができるようになります。

・ホスト機能での制限がない
これまでのUSB端子は、ホスト側とデバイス側で使えるコネクタが制限されていました。
しかし、USB Type-Cでは、ホスト側もデバイス側も同じUSB Type-CでOKになりました。

・これまでのUSB機器との互換性もある
USB Type-C端子を搭載したスマホや機器は、既存のUSB機器ともアダプタなどを使えば問題なく接続することができます。