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パルコは、同社が運営するクラウドファンディング「BOOSTER(ブースター)」において、 3Dプリントを使ったデジタルものづくりプラットフォーム「Rinkak(リンカク)」を運営するカブクと連携した「CFを活用した3Dプリント・クリエイターのインキュベーションプロジェクト」を始動し、その第一弾として、3Dプリントを活用したファッションブランド「Free-D」の起業支援プロジェクトを開始した。資金調達の募集期間は6月17日まで。目標金額は20万円。

このたび、クラウドファンディングを開始したのは、未来のスタンダードなモノづくりを日常におとしこむ3Dプリント・ファッション・プロダクツブランド「Free-D」のスタートアッププロジェクト。

Free-Dは、身近でなかった3Dプリント製品を日常へ開放していくブランドで、3Dから生まれた製品をデジタルならではのデザインや自由さ、カスタマイズ性を持ち合わせたまま、日常の生活の中でも使えるデザインに落とし込んで販売していくという。今回の作品では、「Auxetic pattern(オーセチックパターン)」という、3Dプリントでしか生み出せない不思議かつ美しい構造がデザインのテーマとなっている。

また、資金調達に成功したプロジェクトのうち諸条件が合致した案件は、パルコ店舗およびパルコが運営するセレクトショップ「ミツカルストア」での販売を検討するということだ。

なお、資金援助者へのリターンとして、美しい構造による「リング(指輪)」(3,000円)、Auxetic Patternの美しさをデザインに取り入れたICカードケース付の「iPhoneケース」(3,500円)、弾力により優しく腕を包み込む「バングル(腕輪)」(3,900円)、曲線をデザインに取り入れた「ボウタイ(蝶ネクタイ)」(4,000円)など。このほかにも、アクセサリー4点セット(2万3,000円)や法人・事業者様向けの商用可能3Dデータ販売(20万円)などが用意されている。同プロジェクトの詳細やすべてのリターン、資金援助に関しては、プロジェクトページを参照のこと。

また、同プロジェクトオーナーのUTB(ユーティービー)氏は、大手企業でインダストリアルデザイナーとして活躍しながら、3Dプリントを活用したモノづくりをおこなっている個人デザイナー。2014年にオール3Dプリントで製作したVRヘッドセットを「Maker Faire Tokyo」へ出展。2015年には世界初の3Dプリントアパレルの量産を企業と共同で発表。 現在は主にファッション分野から、3Dプリント製品を身近にしていく活動を行っており、今回のプロジェクトで3Dプリント製作によるファッションブランド「Free-D」の立ち上げを目指しているという。

(早川厚志)