トヨタ自動車などの自動車メーカーが熊本地震によって一時生産を停止したことについて、中国では改めて日本の自動車産業の影響力の大きさに注目が集まった。(イメージ写真提供:123RF)

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 トヨタ自動車などの自動車メーカーが熊本地震によって一時生産を停止したことについて、中国では改めて日本の自動車産業の影響力の大きさに注目が集まった。

 中国メディアの今日頭条はこのほど、熊本地震が熊本、大分両県を中心に大きな被害をもたらしたことを指摘しつつ、日本の自動車メーカーも大きな影響を受けたと紹介。続けて、中国国内で生産されている自動車にも多くの日本企業の部品が搭載されていることを指摘、九州で発生した地震の影響が世界の自動車業界に波及したと伝えた。

 記事は、熊本地震によって一時的に自動車関連メーカーは生産停止に追い込まれたと指摘したうえで、東日本大震災の時と同様に地震災害が自動車業界のサプライチェーンを寸断したと指摘した。

 さらに、メーカーの生産停止は連鎖反応を招く恐れがあると指摘し、中国の自動車メーカーを含め、日本メーカーから部品を調達している世界中の企業にとって、いまだ完全に収束したか不明な熊本地震は懸念事項であることを伝えている。

 また、中国メディアの選車網は「東日本大震災の時と同様に、日本の自動車産業がジャストインタイム生産のもとで緊密に結びつく構造の弊害が地震で露わになった」と伝え、中国においても日本からの輸入車の価格が上昇する可能性があると伝えた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)