23日、米週刊誌「タイム」がこのほど選んだ2016年版の「世界で最も影響力のある100人」に、中国に関連する6人が選ばれた。写真は屠ヨウヨウ氏。

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2016年4月23日、米週刊誌「タイム」がこのほど選んだ2016年版の「世界で最も影響力のある100人」に、中国に関連する6人が選ばれた。米ボイス・オブ・アメリカ(中国語電子版)が伝えた。

選ばれたのは、中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席、台湾の蔡英文(ツァイ・インウェン)次期総統、アジアインフラ投資銀行(AIIB)の金立群(ジン・リーチュン)総裁、中国初のノーベル医学生理学賞を受賞した薬学者の屠ヨウヨウ氏、女性ファッションデザイナーの郭培(グオ・ペイ)氏、中国一の富豪、大連万達集団(ワンダ・グループ)の王健林(ワン・ジエンリン)会長の6人。

中国情勢に詳しい米ハーバード大のRoderick MacFarquhar氏は、7度目の選出となった習主席について「毛沢東以降で最も権力を持つ指導者だ。個人崇拝を許し、反汚職キャンペーンで共産党員を恐れさせ、民衆から喝采を浴びている。一方で、人権派弁護士を逮捕し、メディアやキリスト教会を抑圧していることは好ましくない」「習氏が掲げる『中国の夢』とは国家の復興だ。それには南シナ海諸島の占領、中国主導による国際新組織の設立などが含まれる」「習氏が計画している経済改革と軍の信頼維持に応えることができるなら、彼の国際舞台における影響力はさらに大きなものとなるだろう」などと評した。

15年版の「世界で最も影響力のある100人」に選出された香港のメディア王、黎智英(ジミー・ライ)氏は、蔡次期総統を「民主の新顔」と評し、「中国系社会において民主政治の平和的実現が可能であることを彼女は示した」と指摘した。(翻訳・編集/柳川)