搭乗した香港エクスプレスのエアバスA320

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羽田発着の香港旅行が気軽に楽しめることで人気の格安航空会社(LCC)、香港エクスプレス航空。同社便を利用した深夜発・早朝帰国の「弾丸旅行」が知られるが、ここ数年はLCCならではの安さと手続きの簡単さから、香港を経由した「乗り継ぎ旅行」にも注目が集まっている。

J-CASTトレンドでは、これからメジャーになるとみられる、この「乗り継ぎ旅行」レポートのため、レジャー担当記者を派遣。運賃の安いゴールデンウィーク前のタイミングを狙い2016年4月中旬のある日に出発した。台湾、タイ、カンボジア...といくつかある乗り継ぎ先候補の中から選んだのは、同社が4月で就航1周年を迎えたベトナムのビーチリゾート、ダナンだ。ツアーの様子を2回に分けてお届けする。

LCCとは思えない座り心地

羽田-ダナン線の通常料金は、燃油サーチャージ込みで片道1万7300円〜(別途諸税等必要)。安い日を探したり、不定期の割引セールでゲットしたりすれば、さらに抑えることができる。

羽田発の便は「深夜1時」と「朝6時35分」の2つがあり、今回、記者は朝の便(UO625便)を選んだ。早起きはつらいが、その分、時間を有効に使える。眠い目をこすりながら5時前にチェックインカウンターに到着し、サクサクと手続きを済ませてエアバスA320に乗りこんだ。

LCCといえば「座席の狭さ」がネックだが、香港エクスプレスはシートピッチが広いことで有名だ。

実際に座ってみると、確かに従来のFSC(フルサービスキャリア)のエコノミーとそれほど差がない。座り心地も想像以上に快適で、足元に荷物を置く余裕もあった。約4時間20分のフライトには十分たえうるもので、到着直前までぐっすりと眠ってしまった。

九龍や香港はエアポートエクスプレスで20分強

香港は日本より1時間遅いので、到着は現地時間10時ごろとなる。

香港国際空港に降り立ったら、専用カウンターで乗り継ぎ便の搭乗券を発行してもらう。LCCによっては経由地で一旦荷物を受け取り、再度チェックインしなければならないものもあるが、香港エクスプレスでは、その必要はない。

香港エクスプレスは同空港をベースにしている唯一のLCCだ。空港内はとにかく広く、フードコートや免税店も充実しているので、待ち時間を使って楽しめる。香港ディズニーランドのショップもある。

時間に余裕がある場合は、香港市街に繰り出すのが得策だ。空港から出ている鉄道、エアポートエクスプレス(AEL)を使えば、香港や九龍に20分強でアクセスできる。

その際は乗り継ぎ用カウンターでの手続きは行わず、入国審査を受けることになる。搭乗券は再チェックイン時に発行してもらう。

香港エクスプレスはAELの「インタウン・チェックイン」に対応している。出発の90分前まで香港駅か九龍駅で搭乗券を受け取ることができるサービスで、これを利用すればギリギリまで市街に滞在することが可能だ。使わない手はない。

記者は行き・帰りとも6時間近く待ち時間があったため、迷わず一時入国を試みた。

巨大モールに香港島の絶景...

まずは、香港最大のショッピングモール「ハーバーシティー」へ足を運んだ。

世界中の高級ブランドから香港のカジュアルブランド、雑貨、コスメ、食料品、本まで何でも揃う巨大モールで、店舗数は約700を誇る。ブランドショッピングは後程向かうダナンではできないため、こちらで楽しみたい。AEL九龍駅からは、付近までの無料シャトルバスも出ている。

周辺で本場の中華料理に舌鼓を打った後は、ビクトリア・ハーバーへ。海を挟んでみえるのは、高層ビルが立ち並ぶ香港島のパノラマだ。

あいにく天気は曇りだったが、心地よい海風を感じながらプロムナードを散歩し、せっかくなので同じエリアにある有名ラグジュアリーホテル「ザ・ペニンシュラ香港」を一目拝みにいった。本館は1928年の開業当初から使用されており、威厳ある老舗の風格に圧倒されるばかり。束の間ながら香港観光を満喫できた。

記者は九龍駅でインタウン・チェックインを済ませていたので、空港に戻ったら、発行済みの搭乗券を手に出国審査を受けるだけ。再び飛行機に乗り込めば、いよいよ目的の地ダナンへ出発だ。フライト時間は約1時間50分。絶品中華でお腹もいっぱいになったところで、再び眠りについた。

連載(下)では注目のビーチリゾート、ダナンの魅力やおすすめの過ごし方を紹介する。