20日、中国のインターネット上に、熊本城を見学したという上海在住の20代の女性による旅行紀が掲載された。写真は熊本城。

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2016年4月20日、中国のインターネット上に、熊本城を見学したという上海在住の20代の女性による旅行紀が掲載された。

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この女性は遠くから熊本城が見えた時に、「なんて壮観なんだ!」と心の中で叫んだという。生い茂る木々の中に見える大小の櫓(やぐら)や、大きな石の塊を積み重ねて作られている石垣に感動しきりの様子だ。

熊本城は1877年に一度焼失しており、1960年に復元された。女性はこの復元作業について紹介し、職人らは「歴史を重視し、忠実に再現する」との原則で、厳格に原型、もともと使用された材料、もとの技術に基づいて復元されたと紹介。「扉の取っ手一つですら機械ではなく手作業で作られ、すべてが原型通りに作られた」と、復元作業の仕方を高く評価した。

また、熊本城内の部屋の多くが、壁やふすまが真っ白なままになっていることについて、「日本は自分の知恵に頼って勝手に創作することをせず、復元できない所は空白のままにした」と紹介。例えば、鶴之間には鶴の絵が描かれていたことに間違いはないものの、原画を失っているため「芸術を加えることはせず」真っ白なままにしているが、「これがかえって見学者に無限の想像力を与えることになる」と称賛した。

他にも、本丸御殿にある昭君之間には、中国の4大美女の1人である王昭君の物語についての絵が描かれているが、ガイドが一生懸命に王昭君について説明してくれたことが「中国人である自分に説明するなんて」とおかしく感じたとつづった。(翻訳・編集/山中)