20日、ロイターは、「中国の離婚率上昇でエレベーター市場が活況になる」と報じた。写真はエレベーター。

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2016年4月20日、ロイターは、「中国の離婚率上昇でエレベーター市場が活況になる」と報じた。22日付で環球時報が伝えている。

中国では都市化や離婚率の上昇、高齢化などが問題になっているが、そうした状況がエレベーターメーカーの商機になっている。中国には400万基のエレベーターがあると言われ、米国(90万基)よりもはるかに多い。ドイツ・ベレンバーグ銀行のアナリストの推計によると、毎年世界で販売されるエレベーターの3分の2を中国が占めているという。

中国では2011〜2014年に離婚率が27%上昇した。某エレベーターメーカーの代表は「独身者が増えればその分、住居とエレベーターが必要」と話している。中国政府は2020年までに、14億人の人口の60%を都市部の高層住宅が林立する地域に住まわせたい考えだ。

このほか、高齢化の進行で今世紀中には3人に1人が60歳以上の高齢者となることも、エレベーター業界には追い風だ。業界関係者によると、中国国内でエレベーター事故が頻発しており、欧米のメーカーは中国政府が安全面でより厳格に管理することで商機が拡大すると見ているという。(翻訳・編集/北田)