20日、これまで韓国の家庭崩壊の要因とされてきた「暴力夫」が減る一方、夫に暴力を振るう「暴力妻」が急増し、韓国の夫婦の力関係に変化が生じている。資料写真。

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2016年4月20日、韓国・ヘラルド経済によると、韓国の夫婦の力関係に変化が生じている。これまで韓国の家庭崩壊の要因とされてきた「暴力夫」が減る一方、夫に暴力を振るう「暴力妻」が急増しているというのだ。

韓国家庭法律相談所が14年の1年間にソウル家裁などから相談を受けた家庭内暴力の加害者93人について分析した結果、「暴力妻」の比率が10年前の2倍以上に増加した。93人のうち男性は77人(82.4%)、女性は16人(17.2%)で、04年の結果(男性92.6%、女性7.4%)と比較すると、男性の比率は約10ポイント下がり、女性の比率が2倍以上に高まっている。

また、夫による家庭内暴力のうち、妻に暴力を振るった比率は69.9%(65人)と依然高いが、04年の91.2%(62人)からは大幅に下落した。これとは逆に、夫の暴力に暴力で対抗する勇ましい妻は増え、04年の2.9%(2人)の5倍以上の11.9%(11人)との結果だった。

これについて、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。

「1人で生きるのが一番楽」
「家庭の平和には、男女双方の犠牲と愛が必要だ」
「暴力妻が増えたと言ったって、まだ加害者の8割以上が男じゃないか」

「それでもいまだに殴られる一方の妻は多いし、時には暴力が殺人につながることもある」
「お互いを理解して愛する心さえ持てば幸せなのに、世知辛い世の中で、夫婦間にも利己主義がまん延してるんだろう」
「暴力は治すことのできない習慣のようなもの」

「まるで女性が殴ることは正当化できるというような言い方だ。情けない」
「韓国社会はもう終わった」
「韓国の社会構造上、もみ消される事件も多いから、実際にはこれよりはるかに多いはず」
「結婚は墓場だ」(翻訳・編集/吉金)