熊本の主婦が「地震直後に“しておけばよかった”と後悔したこと」5つ
 こんにちは、熊本市在住の主婦兼ライター(33歳)です。平成28年熊本地震の渦中にいます。前震と本震がある特殊な地震なので一概には言えませんが、今回経験したことが少しでも役に立てばと思い、お伝えしたいと思います(ESSE-online https://esse-online.jp/より)。

◆地震(前震)直後にしておけばよかったと後悔した5つのこと

 私は熊本市内アパートにて夫(35歳)と二人暮らし。もともと神奈川県出身で東京に住んでいたのですが、1年2か月前、結婚を機に夫の地元・熊本に移住しました。

 今回の地震直後にアパートが断水し、食料も不足したこともあり、熊本県合志市(震源地・益城町から約12キロほど北)にある、義姉夫妻の家に避難。18日(月)に、水道が復旧したので自宅に戻り、現在両方を行き来している状態です。

 正直、地震が起きたすぐは「自分は地震の多い東京に住んでいて慣れているから、たぶん大丈夫でしょ」と思っていました。でも、4年前に東日本大震災を東京で経験したにも関わらず、地震対策への意識は低いまま…。しかも熊本へ引っ越してからは一度も地震を体感しなかったので、むしろ関東にいるより安全! とタカをくくっていました。

 まさか自分が避難することになるとは考えずに過ごした結果、あのときこうすればよかった!と後悔したことがあります。

◆1、お風呂に水を貯めておけばよかった

 地震慣れのせいか、すぐ落ち着くだろうと思って貯めなかったのが失敗でした。本震を機にライフラインがすべて止まり、翌朝、ちょろちょろ出る水を1本だけあったペットボトルに貯水。なけなしの2リットルなのに、家の片づけをするために戻った際のトイレ2.5回分で使い切りました。そのとき電気は復旧していたので、浴槽いっぱいに水があればトイレ以外にも食事の準備に使えたのに…!

◆2、空のペットボトルを捨てなければよかった

 行政が真っ先に給水措置を行ってくれても、容器がなければ手に入りません。私が避難した地域(合志市御代志)は容器持参が条件。なんと、1本も持っていず、丸腰…。幸い、義母や義姉がいくつか確保していたので助かりました。ほかの地域のように、給水袋ごと提供してくれたら…!とも思いましたが、救援の内容や状況は避難所によって本当にさまざまであることもわかりました。

 あとから聞いた話ですが、「バケツとビニール袋」でも代用できるそう。とくに漬物袋は大きくて頑丈なので、たっぷりもらっても破れず安心。持ち運びは多少不便かもしれませんが、ないよりは断然いい!

◆3、コンビニのパウチ総菜も買っておけばよかった

 前震のあと買ったのは、カップラーメン、グラノーラ、レトルトのおみそ汁、レトルトカレーなど保存がきくものばかり。

 でも実際に必要だったのは、おにぎり、パンやコンビニオリジナルのパウチ総菜(パウチパック形態のおかず)といったすぐに食べられるもの。特に、パウチ総菜はショウガ焼きや煮物など種類が豊富なうえ、調理が簡単! そのまま食べられるサラダなども充実しています。おにぎりやパンは不足なりにも、避難所で手に入るので、総菜があれば味気ない食事に彩りが生まれ、荒んだ心も安らぎます。被災時の食事は、かなり気持ちを左右します。もちろん避難が優先ですが、買い物ができる状況であればすぐに食べられるものを購入するのがよいと思いました。

◆4、使い捨てカイロを持って出ればよかった

 義姉は毛布にバスタオル、コートを用意していたのですが、一時的に避難した公園は露で地面が濡れ、風よけもなかったため春とはいえ想像以上に寒かったそう。バッグには準備していたものの、実際には大きな荷物はおいて、貴重品バッグのみ持って避難。使い捨てカイロをコートのポケットに入れておけば! 貴重品バッグに入れておけば! と後悔したようです。手袋、ニット帽などもいいけれど、子連れなのでかさばらないものが◎。