中国・北京では16日から第6回北京国際映画祭が開催されており、中国の映画業界について議論される場面も少なくない。21日、同映画祭でひらかれた討論会において、中国映画の海外進出や海外での合作について議論された一幕があった。(イメージ写真提供:123RF)

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 中国・北京では16日から第6回北京国際映画祭が開催されており、中国の映画業界について議論される場面も少なくない。21日、同映画祭でひらかれた討論会において、中国映画の海外進出や海外での合作について議論された一幕があった。

 同討論会では映画会社・永楽影業の万軍責任者が、中国は海外と比べて違法コピーに頭を悩ませていると指摘。中国の「映画工業」はいまだに「農業」の段階だという。権利意識を向上させ違法コピーの問題を解決すれば、投資も増え収益もより多く得られると主張した。

 一方で中国メディアの北京青年報では映画製作関係者へのインタビューを通して、数年前の中国映画業界は「迷走」状態だったが、いまは若い人たちが力をつけ始めたと伝えた。続けて同映画祭では「映画に関わる若い人達に向けて援助を行う基金を設立している」とし、中国映画産業の「新鋭集団」を鍛えているという。

 中国の映画市場は情報統制されているとのイメージから「抗日映画」などばかりが人気のような印象を持つ人も少なくないが、ハリウッド作品の「パシフィック・リム」や「トランスフォーマ」などの映画が人気だったりする。今後中国でどのような映画が生まれるのかに期待だ。(編集担当:大平祥雲)(イメージ写真提供:123RF)