4アンダー5位タイで決勝に進む熊本出身の永野竜太郎(撮影:ALBA)

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<パナソニックオープン 2日目◇22日◇千葉カントリークラブ梅郷コース(7,130ヤード・パー71)>
 前週の「東建ホームメイトカップ」から2週連続での首位スタートを決めた永野竜太郎は、1バーディ・3ボギーの“73”と強風の中でスコアを2つ落としながらも、トータル4アンダー5位タイに踏みとどまり上位で決勝進出を決めた。
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 思いはひとつだ。熊本地震で大きな被害を受けた益城町の出身。同郷で同じく家族が被災した重永亜斗夢もトータル1アンダーの27位タイと踏ん張った。国内女子ツアー「フジサンケイレディス」が行われている川奈ホテルGCに目を移せば、同じく熊本出身の笠りつ子が単独首位。上田桃子が1打差の2位につけた。誰もが複雑な思いを抱えながらのトーナメント参戦だが、それぞれに歯を食いしばって結果につなげている。
 歯を食いしばっているのは地元で苦しい生活を余儀なくされている被災者の方々も同じ。だからこそ永野は今こそ結果にこだわる。「自分たちはゴルフでしか伝えられない。他に伝える能力はない。ゴルフでいかに上にいって明るいニュースを届けるしかない」とその言葉は力強い。
 前週の3位フィニッシュの反響は少なからずあった。だからこそ地元からの反響を力に変えてゴルフ界につなげていきたい。「自分もそういうニュースを聞けたら同じ熊本としてもっとみんなで盛り上げていこうという気になる。女子も男子も同じゴルフをやっているメンバーだと思う。みんなで頑張っていきたい」。男子の千葉、女子の静岡、そして地元・熊本。離れていても、寄り添う気持ちは忘れない。
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