UCC、台北市内に高級志向のコンセプトカフェ  「アジアのモデルに」/台湾

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(台北 22日 中央社)UCC上島珈琲は22日、台北市内の百貨店に世界で初めてとなるコンセプトカフェ「COFFEE LOVER's PLANET」をオープンさせた。厳選した豆と計7種類の方法で抽出した高品質な商品を提供し、コーヒーをさらに身近なものにしたいとしている。

UCCホールディングスの上島達司会長は挨拶の中で、「台湾はお茶の文化だとされていますが、コーヒーが伸びている」と強調。ただ、1人あたりの年間消費量は日本(350杯)、米国(500杯)、欧州(700杯)、北欧(1000杯)に比べて100杯と少ないことから、コーヒー市場のさらなる成長の可能性に期待を示した。台湾での出店については「アジアのモデルになると思っている」と語った。

世界各地で生産された20種類以上のコーヒー豆を提供。台湾の阿里山産もある。価格は200台湾元(約680円)前後からと高めだが、生の豆から焙煎、抽出するまでの一連の作業を間近に見られるほか、定期的にコーヒー教室も開き、おいしさと文化を広めたい考えだ。

関係者によると、今後は同様のコンセプトを持つサテライト店舗を増やす計画。台湾で成功すれば、他国・地域への展開もあり得るとした。また、台湾ではラテがよく飲まれているとしながらも、お茶の味がわかる台湾の人はブラックコーヒーの本当のおいしさがわかるとし、「コーヒーの飲み方も変わってくるのでは」と語った。

(齊藤啓介)