強い気持ちを胸に単独首位発進を見せた笠りつ子(撮影:福田文平)

写真拡大

<フジサンケイレディスクラシック 初日◇22日◇川奈ホテルゴルフコース 富士コース(6,367ヤード ・パー72)>
 
 熊本地震の影響により先週の『KKTバンテリンレディス』は開催中止となり、2週間ぶりの国内女子ツアーとなる『フジサンケイレディスクラシック』。初日を終えて熊本出身の笠りつ子が1イーグル・4バーディ・1ボギーの“66”で6アンダー単独首位発進。「熊本の力を感じながらプレーできました」と地元に勇気を与えるプレーを見せた。
【関連】ドレス姿も!笠りつ子フォトギャラリー
 「やっぱり“思いがあった”のが違ったのかな」。普段どおりと考えつつも、高い集中力で18ホールを駆け抜けた自身に驚いた笠。1つ前の組に同郷の上田桃子がラウンド。普段はまったく意識しないというが「前の組で桃ちゃんがバーディを獲ったのは確認していて、ボードも見たり…桃ちゃんが頑張っているから私も頑張ろうって」と刺激を受け続けていたことが力になった。
 スタート前練習の時にファンから受けたあたたかい声援も心に響いた。「“頑張って”“大丈夫?”と声をかけて頂いて…ウルッときました。試合中は熊本のことを考えながらプレーしました」。
 実家のゴルフ練習場は施設内の壁が崩れるなどして立ち入り禁止状態だが、駐車場は車中泊者用に開放。母と兄、そして練習場の従業員はテント生活を強いられているが、母からは「“試合があって良かったね、早く試合にいきなさい”って」と送り出されてきた。
 「残り2日間も思いがあるので、前向きにいけたら」と意気込む。試合前日のプロアマ戦でも気丈に笑顔を振りまいていた笠。明日からも持ち前の明るさと熱意のこもったプレーで熊本へエールを送っていく。
<ゴルフ情報ALBA.Net>