自動車部品大手のデンソーは、広島県のラジコンメーカー・ヒロボーと協力して、道路・橋などの社会インフラの点検に使用する産業用UAV(無人航空機 Unmanned Aerial Vehicleの略:ドローン)を開発した、と発表しました。

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今後、道路や橋などの老朽化が進むと予測される中、インフラの点検の効率化に向けたドローンなどのロボットの活用が求められています。

今回開発した産業用ドローンは、インフラ点検で求められる次の3つの性能を兼ね備えているのが特徴です。

1.強風や雨中でも飛行できる対候性
2.構造物に近接して定位の姿勢に制御できる安定性
3.安全制御システムで運用できる安全性

これらの性能は、デンソーがこれまで培ってきたセンサーおよび制御のエレクトロニクス技術と、無人ヘリコプターの開発・製造で長年の実績があるヒロボーの機体開発力を結集して実現した、ということです。

今後は、実証実験を重ねて、インフラ点検などの サービス開発を関連事業者と共同で進めていき、インフラ 点検の本格運用に合わせて、実用可能なシステムを構築する計画のようです。

デンソーのような自動車部品メーカーが、保有する自動車のエレクトロニクス技術やロボットシステム技術を活用して、今回の産業用ドローンのような社会に貢献できるシステムに進出することに注目が集まっています。

(山内 博・画像:デンソー)

デンソー、道路・橋などインフラ点検に活用できる産業用ドローンを開発(http://clicccar.com/2016/04/22/367506/)