21日、参考消息網によると、AP通信は1988年にソウル五輪を開催した韓国の闇を伝えた。資料写真。

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2016年4月21日、参考消息網によると、AP通信は1988年にソウル五輪を開催した韓国の闇を伝えた。

韓国は1988年にソウル五輪を開催したが、記事によると、当時の政府は五輪前に街を“浄化”したのだという。70〜80年代、政府は多くのホームレスを強制的に収容した。その中には、幼い子どもや障害者も含まれていたという。収容された人の中には、看守に虐待や性的暴行を加えられて死亡した人も少なくない。

AP通信が入手した資料によると、1986年までに当局の浄化作戦で1万6000人のホームレスが全国の施設に収容された。その中には、子どもや障害者も少なくなかったという。このうち、およそ4000人が釜山の兄弟福祉院に入れられたが、9割は政府が定めるホームレスの条件に合致していなかった。つまり、彼らは収容されるはずのなかった人たちだ。

1982年、当時14歳の少年・崔さんはパンを盗んだとして逮捕され、警官によってライターで下半身をあぶられた。兄弟福祉院に収容された当夜に看守から性的暴行を受け、その後、ほかの人たちと同様に虐待や暴行を受けて死亡した。しかし、時の韓国政府の隠ぺいによって、現在に至るまで同施設内で発生した事件の責任の所在は明らかになっていない。

この問題は、かつて収容されていた人物が2014年にメディアで告白したことで注目を集め、韓国の国会でも取り上げられている。(翻訳・編集/北田)