19日、台湾の市場研究機関が発表した最新データによると、2016年の第1四半期の世界スマートフォン出荷数は2億9200万台で、前年同期比1.3%減、15年第4四半期と比べると18.6%減った。写真は中国国産スマホを使うユーザー。

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2016年4月19日、台湾の市場研究機関「TrendForce」が発表した最新データによると、2016年の第1四半期の世界スマートフォン出荷数は2億9200万台で、前年同期比1.3%減、15年第4四半期と比べると18.6%減った。

最も多くのスマートフォンを出荷したのはサムスンで、第1四半期は8100万台に達し市場シェアを27.8%にまで拡大。一方アップルはサムスンに続くも出荷数が43.8%も激減し、シェアも14.4%まで減った。同機関は世界のスマートフォン市場が飽和状態にあるため出荷数が減ったと指摘。アップルの不調に関しては話題が少なかったからと分析している。

中国のメーカーでも出荷数が軒並み減ったが、華為(ファーウェイ)の市場シェアが小幅減少したほかは、レノボも小米(シャオミ)もシェアを伸ばし、3社合わせたシェアは20%を超えた。好調な中国メーカーだが、米ブルームバーグは「中国スマートフォン市場は様変わり、半数のメーカーが消える可能性も」と報道している。

中国では10年ごろから低価格を売りにした国産メーカーが多く誕生し、現在では中国本土だけでも300社余り存在する。これらのメーカーは中低価格帯を主戦場としているが、同価格帯のユーザーは高額スマートフォンユーザーに比べ頻繁にスマートフォンを変えない特徴がある。メーカーが増え競争が激しくなった一方で、中国市場の販売量は大きく低迷し、中国経済のペースダウンの影響も受け中国メーカーは苦境に立たされている。こうした状況が続くと、1年以内に半分のメーカーが倒産する可能性もあると専門家は予測している。(翻訳・編集/内山)