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日本マイクロソフトは4月20日、「Microsoft SQL Server 2016」に関する移行支援策を発表した。日本オラクルの「Oracle Database/Oracle Exadata」などの他社製品からから「SQL Server 2016」へデータベース(DB)を移行する場合、一定の条件を満たせば、SQL Serverライセンスを特別価格で提供するというもの。

特別価格の条件は、「競合製品からの移行を約束する契約書への記載」「最低50コア以上の移行プロジェクト」「オープンソース以外の商用データベース製品からの移行」の3つ。今回の要因として、Oracle Database Standard Edition1の提供終了や、昨年9月に製品価格の約10%値上げを行ったこと、サポート代が年々高騰していることが背景にある。

日本マイクロソフト クラウド&エンタープライズビジネス本部 クラウド&サーバー製品マーケティング部 部長の斎藤泰行氏は、「特別価格と正規価格の差額で、移行に関わるSI費用を充当できるほどの価格設定にする。条件やパートナーによっては、100%割引になることもある」と説明。コア数換算だと、1コアあたり100万円の費用低減が見込めるという。移行に掛かる費用を含めても、他社のデータベースを利用するよりも安くなることが強みである。

また、移行支援策と合わせて、日本のSIパートナー企業による移行支援サービスの提供も開始。アクセンチュア(アバナード)、SCSK Winテクノロジ、デル、NEC、日本ヒューレット・パッカード、日本ビジネスシステムズ、日本ユニシス、富士通の8社と提携している。顧客の環境に合わせて、移行対象の明確化やアセスメントの実施、移行作業から実装までを包括的に支援する仕組みを整えた。

SQL Server 2016は、現在、パブリックプレビュー版を公開。無償で試すことが可能。常時暗号化機能、インメモリ機能、クラウドへのストレッチ機能、モバイルBI機能、R言語との統合機能などを搭載。「これらの最新の機能はすべて製品に標準機能としてビルトインされているので、オプション機能として追加購入する必要ない(斎藤氏)」今後は、パートナー企業と協業し、他社からの乗り換えを訴求していく。

(山本明日美)