BMW、そしてMINIのラインナップに欠かせない存在となっているディーゼル仕様車。

フォルクワーゲンのディーゼルエンジンのスキャンダルがあっても各メーカーから続々と発売されていますし、BMWに限らず車種によってはディーゼルが5割を超えるモデルも珍しくありません。

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その魅力は、軽油によるランニングコストはもちろん、トルクフルな走りはストップ&ゴーの多い日本市場にも合っているモデルが多く、ガソリン車よりもイニシャルコストが割高になっても食指を伸ばしたくなります。航続距離が長いユーザーだと、なおさら選択したくなります。

4月19日にアナウンスされたのは、MINIの3ドア、5ドア、クラブマンにディーゼルエンジンのCooper D、Cooper SDを追加するというもの。

MINI Cooper SD 5 Doorをのぞくモデルは今年5月から、MINI Cooper SD 5 Doorは9月以降の納車が予定されているそうです。

今回追加される計6モデルのクリーンディーゼルエンジン搭載車は、MINIラインアップの中で中核モデルに位置づけられているMINI 3ドア、MINI 5ドア、そして、Cセグメントに格上げされたMINIクラブマン。

MINIでは2014年秋にMINIクロスオーバーとMINIペースマンに、計4モデルのディーゼルモデルが設定されていましたが、今回の大幅な拡充により、MINIのディーゼル仕様は全部で10モデルになります。

MINI3ドア、MINI5ドアのCooper Dに搭載されるのは、1.5Lの直列3気筒。

コモンレール・ダイレクト・インジェクション・システム、可変ジオメトリー・ターボチャージャーなどの採用により、優れたレスポンスと低回転からの分厚いトルク、低燃費を実現。

エンジンのスペックは、最高出力116ps/4000rpm、最大トルク270Nm/1750-2250rpmで、6速ATとの組み合わせにより、JC08モード燃費は23.9km/Lに到達しています。

3ドアと5ドアのCooper SD向けの2.0L直列4気筒クリーンディーゼルエンジンにもコモンレール・ダイレクト・インジェクション・システム、可変ジオメトリー・ターボチャージャー、DPF(粒子状物質除去フィルター)、NOX吸蔵還元触媒などが装備され、170ps/360Nmというアウトプットと23.8km/Lというカタログ燃費を実現。

クラブマンのCooper Dも2.0Lの直列4気筒ディーゼルターボが搭載されていますが、こちらは150ps/330Nmで、燃費は22.0km/Lになっています。

クラブマンのCooper SDも同じ2.0Lの直列4気筒ディーゼルターボですが、スペックは190ps/400Nmで、Cooper Dよりも40ps、70Nm上乗せされ、燃費はCooper Dを若干上回る22.7km/L。なお、クラブマンのトランスミッションは、3ドア、5ドアの6ATよりも多段化されて8ATになっています。

価格は「MINI Cooper D 3 Door」が300万円、「MINI Cooper SD 3 Door」が364万円、「MINI Cooper D 5 Door」が318万円、「MINI Cooper SD 5 Door」が382万円、「MINI Cooper D Clubman」が364万円、「MINI Cooper SD Clubman」が404万円です。

(塚田勝弘)

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