国民生活センターは21日、内部に液体が入ったスマートフォンのケースから液体が漏れて皮膚に付着し、化学やけどを負った事例が報告されているとして注意を促す発表をした。「漏れた液体でかぶれた」、「臭いで気分が悪くなった」などの事例が2015年以降に5件報告されているという。

 同センターは、液体の皮膚への刺激性と液体に関する表示の確認を行った。皮膚への刺激性では、検体を皮膚に付着させて刺激反応の程度を調べる試験を行った。その結果、3銘柄が「強い刺激性」「皮膚腐食性あり」、1銘柄が「中等度の刺激性」と評価された。表示の確認では、液体について人体に影響があると表示されていたのは2銘柄のみだった。

 この結果を受け、同センターでは、液漏れが確認された場合は、直ちに使用をやめる、液体が皮膚に付着したら直ちに洗い流して液体がしみ込んだ衣類は使用し続けないようにする、強い臭いにより体調を崩すことがあるので気を付けるよう呼びかけている。