20日、中国の労働節は3連休で多くの人が旅行に出かけるとみられているが、香港に訪れる中国本土観光客は激減すると見られている。写真は香港。

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2016年4月20日、中国の労働節(メーデー)は3連休(4月30日〜5月2日まで)で多くの人が旅行に出かけるとみられているが、香港に訪れる中国本土観光客は激減すると見られている。

香港では近年、中国本土客に無理やり消費させたり、大規模な暴動や反中的な言論とネガティブな要素が重なり、香港観光のイメージダウンにつながった。

人民日報によると、香港の観光関連機関3団体が調査したデータでは、現時点で香港の旅行会社が受け付けた中国本土観光客のツアー数は2015年同時期の1割に満たない。中国本土客の減少は今年に入ってから続いており、現在1日に130のツアー団が香港を訪れているが、これは15年の同期と比べ半減している。こうした急減で収入が半減するガイドもおり、ツアー観光客が主要客のレストランや商店の倒産が相次いでいる。

現状に香港の観光業界関係者からは、「東南アジアからの観光客は増えているが、本土観光客の比重は大きい。東南アジアの増加分では本土客の減少をカバーできない」といった声が聞かれている。さらに、「中国本土観光客に対する非理性的行為はやめ、香港観光のイメージアップを図るべき」と呼び掛ける声も上がっている。(翻訳・編集/内山)