なでしこジャパンFW永里亜紗乃が今シーズン限りで現役引退「姉と一緒にサッカーがしたいということが原動力」

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▽ポツダムに所属するなでしこジャパンのFW永里亜紗乃(27)が今シーズン限りでの現役引退を発表した。自身のオフィシャルブログで明かしている。

▽永里は、日テレ・ベレーザの下部組織であるメニーナの出身で、2007年にベレーザへと昇格。6シーズンを過ごした後、2013年1月にポツダムへと移籍していた。実の姉は現在フランクフルトでプレーし、なでしこジャパンでも活躍しているFW永里優季であり、兄には東京ヴェルディやヴァンフォーレ甲府、アビスパ福岡などでプレーしたMF永里源気がいる。

▽永里は引退の理由について「ひざの軟骨の状態が良くない」と明かし、このままサッカーを続けると将来歩けなくなってしまう可能性があるとドクターに伝えられたことを明かしている。

「正直まだまだサッカーを続けていきたい気持ちもありますし、この決断を受け止めきれていない部分も正直あります」

「というのも私の膝は軟骨の状態が良くなく、ドクターにも「今このままサッカーを続けると将来歩けなくなってしまうかもしれない」と言われてしまい、この言葉が強く突き刺さりました」

「サッカーというスポーツは複雑な動きをするため、その動きに耐えることができないそうです」

「自分としてもプレーをしていて痛みが出る動きが多くなってきて、100%の力でプレーできないことへのフラストレーションが溜まってしまう日々でした。チームの力になることもできないことが一番悔しかったです」

▽約23年間の現役生活に別れを告げるにあたり、「辞めたいと思うこともありましたがここまで続けてこれて本当に良かったです」と明かし、「姉と一緒にサッカーがしたいということが私のサッカーにおける原動力でした」と姉の優季の存在が大きかったことも綴っている。2015年に行われたカナダ女子ワールドカップ(W杯)のグループステージ第3節のエクアドル女子代表戦では姉妹でピッチにも立っていた。

▽また、妹の現役引退について姉の優季もブログを更新。「妹が過ごした23年というサッカー人生において姉として、時には仲間として、時には敵として本当に多くの時間を、一緒に過ごしてきましたそんな妹が下した今回の決断は、本当に心が痛む想いでした」と明かし、一緒にピッチに立ったカナダ女子W杯のエクアドル戦や、ポツダムで共に過ごした日々を振り返りメッセージを送っている。

「サッカーを始めてから23年、プロとしてポツダムで過ごした3年間、本当にお疲れさま。よく頑張ったね。亜紗乃がいなかったら、今の私はないよ。本当にありがとう。感謝の気持ちでいっぱいだよ。溢れそうだからこの辺でやめとくね」