中国のネットスラングに「脳洞大開」という言葉がある。日本人を指して用いられることの多い言葉だが、その意味は「大いに脳内補充(=妄想)ができるほど、脳に大きな穴がぱっくりと開く」、簡単に言ってしまえば「妄想全開」だ。「妄想」と言ってしまうとアレだが、「想像」に置き換えれば大いなる褒め言葉であることが理解できる。(イメージ写真提供:123RF)

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 中国のネットスラングに「脳洞大開」という言葉がある。日本人を指して用いられることの多い言葉だが、その意味は「大いに脳内補充(=妄想)ができるほど、脳に大きな穴がぱっくりと開く」、簡単に言ってしまえば「妄想全開」だ。「妄想」と言ってしまうとアレだが、「想像」に置き換えれば大いなる褒め言葉であることが理解できる。

 中国メディア・光明網は20日、「日本人の『脳洞』 この想像力はもはや爆発だ!」と題した記事を掲載した。記事は、日本で発売されている「パラレルワールド御土産帳」という書籍を取り上げ、そこに掲載されている「日本人にしか想像できない」ような発明品の数々について紹介した。

 記事が紹介したのは、「0」と「1」のキーしかないデジタルデータ用タイプライター、アンティークな真空管を用いた無線ルーター、熱転写プリント用アイロン、タブレットパソコン型弁当箱、足踏み式うちわ、電話のダイヤル式計算機、毎正時に飛び出す鳩時計型監視カメラなどだ。

 記事は「『脳洞』と言ったら、誰が日本人にかなおうか」としたうえで、これらの作品について「思わず笑ってしまううえ、古めかしさまで覚える製品デザインだが、彼らのブラックホールの如き想像力と、見事な技術には心服せざるを得ないのである」と評している。

 「バカは最高の褒め言葉」という話をよく見聞きする。その感覚が中国の人びとにどれだけ理解されるかは分からないが、バカバカしいもの、くだらないものに真剣に取り組む姿勢が、世の中をアッと驚かせるような大発想や大発明につながることがあるのだ。「バカみたいなことをマジメに考える」というのは、脳みその柔軟性を保つストレッチ体操のようなものなのかもしれない。なるほど、「頭を動かす」は中国語で言うと「動脳筋」なのである。(編集担当:今関忠義)(イメージ写真提供:123RF)