海外受注高、12カ月連続でマイナス成長  減り幅は縮小/台湾

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(台北 21日 中央社)経済部(経済省)は20日、3月の海外受注高が前年同月比4.7%減の366億2000万米ドル(約4兆200億円)だったと発表した。前年割れは12カ月連続となり、金融危機(2008年10月〜2009年9月)時の記録と並んだ。

原油価格の安定などの影響を受け、減少幅は昨年10月以来で最小となったが、同部は4月もマイナスとなる可能性が高く、プラスへの転換は早くても5月以降だとしている。

主力の電子部品は前年同月比1.6%増の95億8000万ドルで、昨年3月以来12カ月ぶりにプラスに転じた。新興市場における中低価格帯スマートフォンの需要増加などが主な原因だとみられている。

国・地域別では、東南アジア諸国連合(ASEAN)主要6カ国からの受注が前年同月比で9.2%増となった一方、米国、中国大陸及び香港、欧州、日本はそれぞれ減少。中でも日本は液晶テレビとノートパソコンなどの受注減を受け、26%の大幅減となった。

(黄巧ブン/編集:杉野浩司)