「おかゆ」は日本人にとってなじみ深いメニューの一つ

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日本人にとって「おかゆ」は、離乳する赤ん坊がはじめて口にする食べ物だ。大人になると病気のとき以外に口にする機会は意外と少ないものの、なじみ深いメニューであることに変わりはない。そんな「おかゆ」が最近、ダイエット食として注目されているという。

総合マーケティング支援を行なうネオマーケティングは2016年4月14日、「食事ダイエットに関する調査」の結果を発表した。食事ダイエット中に食べるものについて、「満腹感を得られそう」「味のアレンジがしやすそう」「健康的に減量できそう」の各イメージに当てはまるメニューをそれぞれ尋ねたところ、いずれも「おかゆ」が1位に輝いた。

「満腹感」「味のアレンジ」「健康的」の3項目でおかゆが最高評価

本調査は16年3月23日と24日の2日間、食事ダイエットに取り組んでいる全国の20歳から59歳までの女性を対象に、アンケートサイト「アイリサーチ」のシステムを利用して実施された。20代・30代・40代・50代の100人ずつ計400人が調査に協力している。

最初の問いは、「ダイエット中の食事で重要だと思う要素」について尋ねた。最も支持の高かった選択肢は「体に良い」で85.0%、次いで「飽きない」が70.0%、3位が「調理方法が簡単」で67.5%、4位が「カロリーが低い」で66.3%、5位が「満腹感がある」で65.0%だった。

これらの回答はダイエットにまつわる悩みの裏返しともいえる。「あなたが抱える食事ダイエットの悩みをお答えください」という設問で、最も得票率の高かった選択肢は「お腹が空きやすい」の68.0%だった。以下、「飽きやすい」が52.8%、「レシピのレパートリーが少ない」が28.8%、「体調が悪くなる」が17.3%、「肌が荒れる」が16.8%と続く。

それでは具体的にどんなメニューがダイエット中の女性に支持されているのだろうか。「あなたが食事ダイエットをしているときに食べるものについて、それぞれのイメージにあてはまるものをお答えください」と尋ねたところ、おかゆは「満腹感を得られそう」という項目で42.5%の得票率を獲得した。これは「バナナ」の32.8%や「ダイエットフード」の31.3%を上回る1位である。

「味のアレンジがしやすそう」という項目でも、「豆腐」(得票率35.5%)や「ささみ」(同26.8%)、「キャベツ」(同25.8%)を大きく上回り、「おかゆ」は52.0%の得票率だった。

「健康的に減量できそう」でも同様の結果が出た。「おかゆ」の得票率は46.5%とダントツの1位。2位の「豆腐」(得票率26.5%)と3位の「スムージー」(同25.0%)に大差をつけている。

フードコーディネーターの南恵子さんは今回の結果について、次のようにコメントしている。

「食事ダイエットをしている時の食べ物として上位にある『おかゆ』は、日本人の主食である米で作ります。おかゆは、ごはんと同様にどんなおかずとも相性が良いものです。また水分の多いおかゆをお茶碗一杯分と置き換えると、ボリューム感の割に、エネルギー量を抑えることができます」
「人の美しさは、健康と兼ね合わせてこそ、成し遂げられるものだと思います。そのためには、栄養バランスを図りつつの食事ダイエットに、おかゆは有効なメニューの一つと言えるでしょう。米から炊くのは面倒という人は、炊いたごはんに水分を加えて簡単に作っても良いでしょう」