中国メディア・舜網は19日、日本の「おばちゃん」について「特殊な人たち」として紹介する記事を掲載した。中国人にとって、日本の「おばちゃん」はいったいどのように見えているのだろうか。(イメージ写真提供:123RF)

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 中国メディア・舜網は19日、日本の「おばちゃん」について「特殊な人たち」として紹介する記事を掲載した。中国人にとって、日本の「おばちゃん」はいったいどのように見えているのだろうか。

 記事はまず、東京の街を歩いていた際に日本の「おばちゃん」に背後から声をかけられたというエピソードを紹介。背中に赤い糸くずが付いていることを指摘したかったらしいが、その際「ごめんなさい、女の子とイチャイチャして付いたのかと思って。そのまま家に帰ったら大変じゃない。私ってホントおせっかいなおばちゃんよね」と言われたことを明かした。そのうえで、「日本では『おばちゃん』は特殊な人びとだ。世の人の気持ちを理解する一方で、非常に個性的である」と評している。

 さらに、日本の「おばちゃん」の特徴として「熟年離婚」という「必殺技」を持っており、今世紀に入って大きな社会現象の1つになっているとも解説。趣味もなく家庭も顧みずに仕事に明け暮れてきた夫を定年後に見切るという熟年離婚のケースには「おばちゃんたちの留まることのない成長」、「家事の合間に積み上げてきた趣味や交友関係に富んだ生活を、定年退職した夫に壊されることにガマンならない」、「子どももすでに独立し、残りの人生の過ごし方を変える時期だと考えている」という理由があると紹介した。

 記事はまた、東京ではすっぴんの「おばちゃん」をほとんど見ることがないとし、「歳を重ねても、日本女性は美への追及をやめないのである」と説明。化粧品メーカーもこれを商機と見て「おばちゃん」向けの化粧品のラインナップを充実させて大きく売り上げを伸ばしているとした。そして、「日本の『おばちゃん』からすれば、外出するのに化粧もしないのは自分に対する無責任であり、すれ違う人への配慮不足なのだ」と論じた。

 記事の趣旨は、日本の「おばちゃん」には留まるところを知らない向上心、探究心がある、といったところだろうか。同じ「おばちゃん」であっても、かつて一世を風靡した「オバタリアン」の印象とは大きく異なり、非常にポジティブな捉え方だ。

 日本のみならず、世界の多くの場所で現地人と交流する時、往々にして最も強いインパクトを覚えるのは「おばちゃん」ではないだろうか。彼女たちの陽気な振る舞いに、元気をもらったり心を和ませたりすることもある。どこの場所でも、「おばちゃん」はリスペクトすべき「特殊」な存在なのだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)