国立故宮博物院の出品作品の一つ「銅版記功」=同院公式のYouTubeチャンネルより

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(台北 21日 中央社)台湾の映像作品やニューメディアの作品など15本が、16日に米国・ヒューストンで開催された「第49回ヒューストン国際映画祭」授賞式で、主要賞の最優秀ニューメディア賞をはじめ、計16の賞を獲得した。そのうち、国立故宮博物院が出品した作品の受賞数は計8つに上った。

故宮が製作した「芸域漫遊郎世寧ニューメディア展」は最優秀ニューメディア賞に加え、関連のサブカテゴリー部門でもプラチナ賞を受賞。デジタル技術を用い、清朝時代に中国に渡ったイエズス会の宣教師ジュゼッペ・カスティリオーネ(中国名は郎世寧)の遺した絵画の世界を再現した。故宮のその他6つの出品作は、合計で金賞3つ、銀賞2つ、銅賞1つを獲得している。

コメディー映画部門では、ジャン・フォンホン(江豊宏)監督の「欠けてる一族」(缺角一族)が金賞に輝いた。

また、CMディレクターの李明宗監督が手掛けた6本のテレビ映像は、合計で金賞2つ、銀賞3つ、銅賞1つを、ミュージックビデオ(MV)などを撮影する蔡佳穎監督の短編作品は、審査員特別賞を獲得した。

授賞式に出席した駐ヒューストン台北経済文化弁事処の黄敏境処長は、台湾出身の受賞者に祝福を贈り、彼らの作品を「台湾の星」だと称賛。台湾の映像作品が再び海外で高い評価を受けたことに喜びを示した。

同映画祭は北米で3番目に古い歴史を誇る映画祭。今回は世界74の国・地域から4300件以上の応募が寄せられた。

(編集:名切千絵)