中国経済の発展により、中国人の所得水準も年々向上している。中国を訪れるたびに、中国の変化のスピードには驚かされるほどだ。都市部の中国人は髪型やファッションにも気を配るようになり、日本風や韓国風、さらには欧米風などファッションもさまざまだ。これは中国人が豊かになり、生活にゆとりがあるからこそできることと言えるだろう。(イメージ写真提供:123RF)

写真拡大

 中国経済の発展により、中国人の所得水準も年々向上している。中国を訪れるたびに、中国の変化のスピードには驚かされるほどだ。都市部の中国人は髪型やファッションにも気を配るようになり、日本風や韓国風、さらには欧米風などファッションもさまざまだ。これは中国人が豊かになり、生活にゆとりがあるからこそできることと言えるだろう。

 それでも、中国人から見て、日本人の生活水準は中国人に比べて「驚くほど」高いようだ。中国メディアの今日頭条はこのほど、中国人と日本人の生活水準を紹介する記事を掲載した。
 
 記事はまず自動車購入時における日本と中国の金額の差を紹介。日本の場合、月給は25万円から40万円ほどであり、200万円も出せば自動車を購入できると紹介。単純計算ではあるものの、日本では10カ月未満の給料で車1台を買えてしまうが、中国ではそうもいかない。

 一部調査によれば上海市の2015年1月-9月の平均収入は約3万8000元(約64万6000円)、従って平均月収は約4200元(約7万1000円)となる。しかし記事は中国における普通自動車の価格は日本と同等であると説明しており、月収に大きな差があるにもかかわらず、自動車の価格は同等であるようでは中国人にとって自動車がいかに高額なものかが分かるだろう。

 また記事は住宅購入における日本と中国の差を紹介。日本の一戸建て住宅の価格は3000万円から5000万円ほどであり、これは一般家庭の年収の6年から9年分に相当すると記事は説明している。しかし中国で3LDKのマンションを購入する場合のローン総額は一般家庭の年収の10-20年分に相当すると紹介している。自動車同様に、中国では不動産を購入するのも容易ではない。

 記事は日本の一戸建て住宅は中国の「小別荘」に相当すると指摘。日本人で別荘を持つ人は多くないかもしれないが、中国人にとってみれば日本人は普通に「小別荘」に暮らしていることになる。日本の一戸建てよりはるかに高い価格でマンションを購入している中国社会においては「日本の生活水準はおどろくほど高い」ということになるようだ。
 
 記事は他にも衣服、食、医療などについても日本の水準が中国に比べて高いと紹介している。しかし中国人にとっては自動車と家を所有することが社会的なステータスとなっているため、特にこの2つに関して日中の差に「びっくりする」人は多いかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)