20日、熊本地震の取材のため現地入りしていた毎日放送の記者が、弁当の写真をネットに掲載したことで「食料の現地調達はよくない」と批判が上がり記者が謝罪する事態に発展したが、中国でも同様の騒動が起きている。写真は被災地。写真提供:ボランティア団体・華聯会。

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2016年4月20日、熊本地震の取材のため現地入りしていた毎日放送の記者が、弁当の写真をネットに掲載したことで「食料の現地調達はよくない」と批判が上がり記者が謝罪する事態に発展したが、中国でも同様の騒動が起きている。

中国・観察者網によると、取材のため16日に被災地に訪れた香港のテレビ局TVBの女性司会者は、被災者からもらったおにぎりを手に「感動した」と発言。番組内で同司会者は、「取材班は益城町のコンビニで食べ物を購入しようとしたが、店内はすでに食べ物が残されておらず、事情を知った日本の女性がおにぎりをくれた」と説明した。

ところが、同番組を見ていた香港のネットユーザーは激怒。「被災地の負担を増やしているだけ」と批判の声が殺到した。こうした声に女性司会者は、「現地の人情にあふれた雰囲気を伝えたかった。いただいたおにぎりは撮影後にお返しした」と説明している。番組の制作責任者も「撮影機材や医薬品、日用品を持参して現地入りする必要があり、食料まで持って行くのはとても困難」と取材班を擁護したが、ネットでは依然として「ただでさえ大変な状況なのに、取材班の準備不足で被災者から食べ物を奪うような行為は迷惑をかけているとしか言いようがない」「そもそも専門知識や経験がない司会者ではなく、ちゃんとした記者を派遣するべきだったんだ」と批判の声が相次いだ。(翻訳・編集/内山)