FPのオススメ3つ! スマホで使える家計簿アプリ比較

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新しい生活が始まるのを機に、今年こそお金の管理をしっかりと……と思って、家計簿をつけてもすぐ挫折してしまう。そんな悩みにおすすめなのが、いつも持ち歩いているスマホに入れられるアプリの家計簿です。最近の家計簿アプリはかなり便利に使いやすく進化しています。そこでファイナンシャルプランナーの風呂内亜矢さんに家計簿アプリを活用するコツを聞きました。

■家計簿アプリの魅力

「家計簿アプリの魅力は何といっても、『いつでもどこでも入力できる』という点です。買い物をしたらその場で入力することもできますし、通勤時間などちょっとした空き時間を有効活用できます。こまごました支出はその場で家計簿につけないと忘れてしまうことも少なくありません。その点、家計簿アプリは入力もれを防ぎやすいんです」(風呂内さん)

■選び方

アプリ検索で「家計簿」と入力すると、たくさんのアプリが表示されます。どんなものを選ぶといいのでしょうか。

「最近の家計簿アプリはクレジットカードや銀行口座との連携機能やレシート認識機能など、一通りの機能を備えたものがそろっています。決め手になるのは『普段、どのようなお金の使い方をしているか』です。まずは現金払いが中心なのか、それともクレジットカードを比較的たくさん使うのかで選んでみましょう」(風呂内さん)

■おすすめアプリ3選

風呂内さんが働く女性のタイプに合わせたオススメアプリを3つ紹介してくれました。

●Zaim(ザイム)

現在ユーザー数が500万人を突破しているという日本最大級の家計簿アプリ(無料/アプリ内購入あり)。レシート撮影からの自動入力機能と、銀行やカードの収支を自動で入力してくれる自動取得機能がついており、カード派もレシート(現金)派も使いやすいアプリの代表格です。

「ユーザー数が一番多いこのアプリは画面もオーソドックス。がっつり分析するよりも、シンプルに使いたい人向けです」(風呂内さん)

● Dr.Wallet(ドクターウォレット)

現金派の人には、レシート撮影で家計簿をつけることができる「Dr.Wallet」(無料/アプリ内購入あり)がおすすめとのこと。写真で送ったレシートを、オペレーターが目視して手入力しているため、その精度は99%以上。銀行やカードからの利用情報も自動取得する機能もついています。

「通常レシート撮影をするアプリは、OCR機能というカメラの文字認識機能を使って読み取ります。そのため合計の数字が間違っていたり、文字の読み間違いも多いのですが、Dr.Walletは、撮影されたレシートを人が手入力しているのが特徴です」(風呂内さん)

●マネーフォワード

複数枚カードを使っている、日常的にカード使うといったカード派には、「マネーフォワード」(無料/アプリ内購入あり)がおすすめ。金融機関との対応数はNo.1。なんと2580社以上の金融機関に対応しています。

「カード派なら、クレジットカード口座の連携数が多いマネーフォワードが合っています。パソコンで見て分析するという機能がありテクニカルなものが好きで、カード中心で生活してるような人にはおすすめですね。分析のツールも高度で、凝ったグラフが作れます」(風呂内さん)

【タイプ別】風呂内さんオススメアプリ

・シンプルに使いたい人……ザイム

・現金で買い物派の人……ドクターウォレット

・買い物はクレジットカード派の人……マネーフォワード

■家計簿アプリの注意点

家計簿アプリを使う場合は、手軽に金融機関と連携できるからこそ、セキュリティーへの注意が必要です。

「パスワードが漏えいしたときの対策として、定期的にパスワードを変えながら使うこと。またスマホが盗まれたり、パスワードが盗まれたりしたときに全財産が覗ける状態は危険です。連携させる口座を、貯蓄用と家計管理用に分けて、家計管理用の口座だけ連携させるようにするなど、使い方には注意した方がいいでしょう」(風呂内さん)

また、ただ家計簿をつけても、それだけではお金は貯まりません。必要なのは、その後の「分析」と風呂内さんは言います。

「家計簿を“つける”負担を軽減したい人にはアプリがおすすめです。ただしつけたあとは分析して、お金が貯まるように行動を変えていきましょう」(風呂内さん)

●アプリ使用の際の注意点

・定期的にパスワードを変える

・連携させる口座は家計管理用の口座にするなど、全財産が覗けないようにする

・つけるだけじゃなく、分析もしないとお金は貯まらない

■まとめ

つけ忘れてしまう人にはぴったりの家計簿アプリ。紹介したもの以外にも、さまざまなタイプのものが無料でダウンロードできます。ただし家計がすべて他人に漏れてしまわないよう、セキュリティーには要注意。アプリのセキュリティー、スマホ自体のセキュリティーにも注意を払いつつ、自分の行動タイプに合わせたものを活用して家計の分析に役立てましょう。

(ミノシマタカコ+ガーラボ)