薄毛に年齢関係ナシ?女性頭髪専門医に聞く薄毛・抜け毛の予防法

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 最近、抜け毛が増えた、髪の毛のボリュームがダウンしたと感じている人はいませんか? 30〜40代の女性では、まだまだ抜け毛や薄毛なんて早すぎると思われるかもしれませんが、実は、髪の毛のトラブルは10代から起こり得ることなのです。

 そこで、女性専門頭髪外来を設置するヘアメディカルグループ、AACクリニック銀座の院長・浜中聡子先生に、薄毛・抜け毛予防法を伺いました。

 浜中先生によれば、薄毛や抜け毛のはじまりは「ヘアサイクルの乱れ」にあるそうです。ヘアサイクルとは、髪が生えては抜けるサイクルのこと。これが乱れると、十分に成長しない毛が増え、短くて細く、柔らかい髪が目立ってくるのだそう。

「ヘアサイクルが正常に働かなくなる原因は人それぞれです。ただ、共通しているのは、頭皮の血流が低下していることと、ホルモンバランスが乱れていること。例えば、加齢のほか、ストレス、過度なダイエット、妊娠・出産、睡眠不足や栄養不足、内的要因(病気など)、皮脂の分泌バランスの乱れ・紫外線、遺伝などが原因として考えられます。10〜20代でも同様に悩まれている人がいますので、加齢だけが原因ではないのです」

 放っておくと、どんどん進行してしまう恐れのあるこの薄毛・抜け毛。防ぐためにはどのような生活を心がければいいのでしょうか?

<薄毛・抜け毛を防ぐ生活のコツ>

●食事量を極端に減らすダイエットはしない

●栄養バランスのとれた食生活を送る

●ストレスや喫煙は血管を収縮させ、毛根の血行を悪くすることを理解する

●正しいヘアケアをし、頭皮環境を整える

●髪や肌にとってのゴールデンタイムである夜22時〜深夜2時にノンレム睡眠をもってこれるよう、就寝は遅くとも日付が変わる前に

●体重管理・血流改善のためにウォーキング、ジョギング、水泳、自転車などの有酸素運動を習慣化する

 浜中先生によれば、地肌は植物に例えるなら土壌とのこと。ハリのある美しい髪を育てるためには、頭皮を整えることが重要と言います。

「髪にとって必要な栄養や酸素がしっかりいきわたるよう血行を良くし、清潔にし、適度に保湿を心がけましょう。また、シャンプーやリンスを選ぶときは、頭皮が乾燥しすぎず、オイリーになりすぎず、皮脂バランスの良い状態を保てるものがいいでしょう。

 頭皮の血行を良くするマッサージをするときは、強い力でこすったり、爪を立てたり、やりすぎたりすると逆効果になります。指の腹で優しく適度にマッサージするだけにとどめましょう」(前出・浜中先生)

 ぜひ、これらの予防法で、薄毛や抜け毛の進行を防ぎ、将来の健康的な髪と頭皮、ボリュームのある美しいヘアスタイルを目指しましょう!