スマホでシミやシワができる! ブルーライト予防日焼け止めを知ろう

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スマホの普及率は年々増加傾向にあり、2016年にはスマホ人口の普及率が70%を超えるのではないかといわれています。スマホの利用者の約4割の人が1日3時間以上、約1割の人が7時間以上使用しているとか。

このような社会現象の中で、スマホが与える健康被害にも注目が集まっています。中でも、美容に大きな影を落としていることは見逃せません。

そこで、今回はブルーライトが私たちの肌に及ぼす影響とそれを予防するための対策についてご紹介したいと思います。

ブルーライトが肌に及ぼす悪影響

ブルーライトは可視光線の中でも最も波長が短く、肌に強く入りこんで色素沈着を引き起こすといわれています。そのためシミをまねく恐れがあります。

また、スマホを長時間使用すると眼精疲労を引き起こし、目の下のクマやシワ、たるみなどをまねく可能性があるのです。

さらに、スマホは下を向いて使用する傾向にあるため、顔のたるみを助長するともいわれており、あらゆるエイジングサインの原因となりうることが明らかになっています。

ブルーライト対策アイテムあれこれ

シミやシワ、たるみなどから肌を守るためには、スマホの使用時間を削減するほか、紫外線同様にブルーライトも予防する必要があります。

昨今、外資系化粧品ブランドなどからブルーライトカット効果も兼ね備えた日焼け止めが続々と発売されています。

1. UV エクスペール XL CCC(SPF50/PA++++) ランコム(30ミリリットル/5800円※税別)

紫外線ブルーライトから肌を守るだけでなく肌色補正効果もあるため、肌の色ムラを均一に整えてくれます。日本女性に対応した3色展開なのも頼もしい!

2. プレステージ ホワイト コレクション ル プロテクター UV(SPF50+/PA++++) クリスチャン・ディオール(30ミリリットル/1万2500円※税別)

紫外線とブルライト対策に加え、美白効果とエイジングケア効果も兼ね備えた商品。肌色を均一に整え、ワンランク上のツヤ肌に導きます。

上記のような製品を使用することでブルーライトが肌に及ぼす影響を予防できる見込みがあります。

また、ブルーライトカット効果を謳っていない商品でなくても、ルテイン(キサントフィル)という成分が配合された化粧品ならば同様の効果があるといわれています。ルテイン(キサントフィル)が配合されている日焼け止めには下記のような商品があります。

UVベースミルク(SPF43/PA++)ナチュラグラッセ(30ミリリットル/2800円※税別)。

肌をいたわりながら紫外線ブルーライトから肌を守る日焼け止め。石けんで落とせるので肌負担が軽いのも嬉しい。敏感肌やナチュラルコスメ派の人には特におすすめです。

このほか、ブルーライトカットフィルムをスマホ画面に装着するという予防法もあります。化粧品と合わせて利用するとより高い効果が期待できるため、おすすめです。

ブルーライトを発するのはスマホだけではありません。PCやタブレット、テレビ、ゲーム機なども同様にブルーライトを発しています。それらを使用する場合も使用時間をできるだけ短くするよう心がけるほか、上記のような対策をとることが大切です。

肌の大敵は乾燥や紫外線だけではありません。ブルーライトもまた肌の大敵と認識し、それらを発するアイテムとの付き合い方を見直されてはいかがでしょうか。

遠藤幸子エイジング美容研究家として雑誌やラジオ、企業のインフォマーシャルなどに出演。ウェブ、雑誌等にコラムを執筆するほか、コスメブランドの広告なども手掛ける。できるだけナチュラルな方法でできるアンチエイジング法を日々模索。豊富な自己体験を元に情報を発信中。公式サイト『アンチエイジング ジャーナル』