台湾代表団提供

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(ブリュッセル 20日 中央社)経済協力開発機構(OECD)鉄鋼委員会とベルギーがブリュッセルで開いた国際会議で、台湾代表団が中国大陸の妨害により退場させられた問題について、ベルギー代表団の団長が19日、台湾代表団に謝罪し、「かなり大きな圧力を受けた」と釈明した。中華民国(台湾)駐欧州連合兼駐ベルギー代表処の董国猷代表が明らかにした。

中国大陸は、18日午後に開かれた鉄鋼の生産能力過剰の問題を話し合う政府関係者限定の会議において、「(団長の)職位が低すぎる」として台湾代表団を出席させないよう要求。台湾側は抗議したが、ベルギーの副首相から退場を言い渡された。

退場を求められたのは、台湾が2005年に鉄鋼委員会にオブザーバーとして参加して以来初めてで、政府はベルギー、OECD、中国大陸に対して抗議を行っていた。

消息筋によると、ベルギーは開催前日の17日に、中国大陸からの要求を受け取っていたという。ベルギーは大陸側と調整を試みたが、最終的に要求を受け入れさせられた。

(江今葉/編集:杉野浩司)