表千家の宗匠、台湾で茶道文化を紹介

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(台北 20日 中央社)表千家の森※加史(たかし)宗匠と、指導を受ける青嵐会のメンバーが19日、台北市内で開かれた茶会に招かれてお手前を披露し、約15人の台湾人が抹茶の味を楽しんだ。(※=土へんに享)

森宗匠は茶道の歴史のほか、おもてなしに代表される「和敬清寂」と呼ばれる基礎理念を解説。初夏を思わせる陽気にぴったりの抹茶やあずきを使った涼しげな羊かんや普段台湾で目にすることのない濃茶が出されると、参加者は慣れない作法に戸惑いながらも、味覚だけでなく心と体で日本文化を感じ取っていた。

友人と一緒に初めて茶道を体験したと話す女性は「もっと詳しくお茶の点て方を知ってみたくなった」と笑顔をみせた。

これまでに何度も訪台したことがあるという森宗匠は「お茶の文化を海外の人にもっと知ってもらいたい」と話す。「楽しいひとときを抹茶という中で過ごしていただいて、もし興味があれば学習してもらえれば」とし、今後も交流を続けて互いに理解を深めたいと語った。

(齊藤啓介)