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大日本印刷(DNP)は、生活者のメディア利用に関する傾向をまとめた「メディアバリューレポートVol.74 情報接触スタイル2016」を発行した。

情報接触スタイルは、同社が毎年実施している定点調査の結果から、26の情報メディアに対する生活者の普段の利用頻度をもとにクラスター分析を行い発表するもの。

最新の「情報接触スタイル2016」は、2015年10月に実施したDNPの調査結果を反映したもので、SNSや音楽・動画コンテンツなどを起点として情報メディアを利用する新しいスタイルの生活者「ネットコンテンツ派」が登場。この「ネットコンテンツ派」を中心に、若い世代に広がりつつある情報との付き合い方やメディア利用の変化についてまとめている。

それによると、未婚の20代男性が多い「ネットコンテンツ派」は、まず動画やゲーム、趣味の情報などの“コンテンツ”に魅力を感じ、それらを楽しむ手段として情報メディアを選択して活用しているという。

また「ネットコンテンツ派」は、動画共有サイト(携帯)の利用目的として、「自分の好きな情報を得る」を挙げた割合が他のクラスターよりも高いという。

そのほか、「ネットコンテンツ派」は、自分が良いと思うことや好きな情報を共有し、分かり合える相手との共感が得られることを意識する傾向があり、トレンドなどの情報収集だけではなく、“好き” なことに重点を置いた情報との付き合い方が生まれているという。

同社では、「ネットコンテンツ派」は買い物においても、話題の商品や売れ筋の商品より、自分の感性に合い、自分になじみがある商品を選ぶ傾向があり、彼らの感性や好みに合わせて、商品やブランドとの出会いをつくっていくことが今後の彼らの消費を活性化させるきっかけとなるとしている。

そして、そのようななかで企業には、それぞれの世界観や感性にフィットするように商品やメッセージの伝え方をアレンジし、きめ細かなコミュニケーションの企画・設計を行っていくことがますます求められるとしている。

(丸山篤)