18日、英紙フィナンシャル・タイムズによると、熊本地震の被害拡大を受け、日本では工場の損壊や部品の供給網寸断が深刻化し、製造業が大きな打撃を受けている。

写真拡大

2016年4月18日、英紙フィナンシャル・タイムズによると、熊本地震の被害拡大を受け、日本では工場の損壊や部品の供給網寸断が深刻化し、製造業が大きな打撃を受けている。中国新聞(電子版)が伝えた。

熊本市は半導体企業の集積地で、ソニーやホンダなどの大手メーカーも工場を持っている。今回の地震でいずれも大きな被害を受け、影響は世界の供給網に及んでいる。ソニーは熊本の半導体イメージセンサ工場の生産を一時停止。米アップル社向けの製品出荷が滞っている。長崎と大分の同様の工場の生産ラインは回復しているが、経済的な損失は避けられない状態だ。

地震の少ない九州には、もともと製造業が多く集まっていた。マグニチュード7クラスの地震は過去120年起きていないことから、地元自治体も誘致のアピール材料としていた。しかし、今回の地震でトヨタやホンダの工場も生産停止を余儀なくされた。新幹線や高速道路も止まっている。今後は日本における自然災害の可能性を改めて検討する必要がありそうだ。(翻訳・編集/大宮)