19日、マカオでの公演参加を予定していた台湾の女性ダンサーが現地で入境を拒否されていたことが分かった。写真は「台湾国」のシールが貼られた台湾のパスポート。

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2016年4月19日、中国・観察者網によると、マカオでの公演参加を予定していた台湾の女性ダンサーが現地で入境を拒否されていたことが分かった。原因となったのはパスポートに貼られた「Taiwan is my country」と書かれたシールだった。

台湾のパスポートの表紙には「中華民国」という印字があるが、近年はこの上に「台湾国」というシールを貼ることが流行。これが原因で渡航先での入国を拒否されるという問題が相次いでいる。

香港・東網によると、女性は「シールは4年前に裏表紙に貼った。これまで欧州などに向かう際、空港でストップがかけられたことはなかった」と説明しており、マカオでは「パスポートの信ぴょう性に疑問がある」として次の便で台湾に戻るよう指示されたという。女性はその場でシールを破棄することを提案したが、訴えは認められなかった。

台湾の「パスポート条例施行細則」第3条はパスポートにシールを貼ったりするなどの修正を加えることを禁じているが、台湾立法院の国防外交委員会は先ごろ、この条項を削除する決議を通過させている。(翻訳・編集/野谷)