19日、韓国政府は今月末にノーベル賞受賞者3人が北朝鮮を訪問することについて、「政治的に利用される可能性がある」と懸念を表明した。写真は北朝鮮・平壌にある主体(チュチェ)思想塔。

写真拡大

2016年4月19日、韓国政府は今月末にノーベル賞受賞者3人が北朝鮮を訪問することについて、「政治的に利用される可能性がある」と懸念を表明した。韓国・聯合ニュースなどが伝えた。

韓国外交部の趙俊赫(チョ・ジュンヒョク)報道官はこの日の会見で、「彼ら(ノーベル賞受賞者)の訪朝を推進している国際平和財団に対し、今回の訪問が実現すれば政治的な目的に利用される懸念があるとの意見を伝える予定」と述べ、「彼らの実際の訪朝動向、北朝鮮での活動、訪朝後に北朝鮮の宣伝に活用される可能性などについて注視していく」との政府の方針を明らかにした。

米政府系放送局ボイス・オブ・アメリカ(VOA)は18日、ノーベル賞受賞者3人が今月29日に北朝鮮を訪問し平壌に滞在、金日成総合大学などで講演やセミナーを開催する計画だと報じた。訪朝予定の3人は、英国のリチャード・ロバーツ氏(1993年生理学・医学賞)、ノルウェーのフィン・キドランド氏(04年経済学賞)、イスラエルのアーロン・チカノーバー氏(04年化学賞)。

これについて、韓国のネットユーザーからは、政府の方針に否定的なコメントが数多く寄せられている。

「これって、韓国政府がノーベル賞の受賞者に言う話?あー恥ずかしい」
「頼むから子どもみたいな発想を卒業して、もう少し高い次元で物事を考えてくれ」
「何か起こると全部政治的…クズだな」
「韓国政府に何の権利があって、行けとか行くなとか言ってるの?鼻で笑われそうで怖い」

「こんな会見をするな!世界的な恥だよ!」
「このノーベル賞受賞者たちは北寄りの人物だから韓国に入国させるなという話がそのうち出てくる」
「こんな政府の下に自分が生きているなんて」

「政府は北朝鮮と関係することなら何でも顔を真っ赤にして怒るの?そういう一方的で閉鎖的な思考から抜け出さなければ、民主主義の一歩を踏み出すこともできないよ」
「ばかを言うのはやめてくれ!このノーベル賞受賞者たちはそんなことを怖がる人たちじゃない」
「一瞬、韓国にもノーベル賞受賞者がいたのかと思ってしまった」(翻訳・編集/吉金)