【アロマ占星術】4月20日、太陽が牡牛座へ こだわりと頑固さをアロマでサポートしよう!

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――植物の成分や芳香によって心身を癒やすアロマテラピー。実はハーブやアロマは占星術と密接に結びついた側面を持っています。古来、占星術は、医学や農業と深く関わってきました。現代を生きる私たちも、この古代の叡智を使って心地よいセルフケアをしてみませんか?

■太陽で導くアロマ占星術

 私たちが現在暮らしている1カ月や1年という区切りは、太陽のリズムと一致しています。太陽は月に一度だけ、毎月20日頃に星座を移動。太陽が滞在している星座は、その期間エネルギーが活性化し、世の中の雰囲気や仕事の状況、ひいては人々の心身に影響を与えます。

 4月20日、牡羊座にいる太陽が「牡牛座」に移動します。その後、5月20日までは、牡牛座の影響を大きく受けることになります。牡牛座に太陽が滞在している時期に起こりがちなメンタル症状にフォーカスし、星との関連植物から、それを癒やしてくれるアロマをご紹介します。

■牡牛座太陽期の特徴
【太陽の位置】牡牛座(地のエレメント)
【期間】4月20日〜5月20日
【起こりやすいメンタル症状】こだわりが強くなり頑固になる、あらゆる物ごとがスローペースになる

 牡牛座は五感にすぐれ、独自の美意識や物質的豊かさを象徴する星座。愛と美の惑星・金星を守護星に持ち、ゆったりとした優雅さも兼ね備えています。

 そのため牡牛座太陽期には、自身の感覚によるこだわりが高まり、頑固な面が出てきます。また、確かなものを確認したい欲求や快適な状態で過ごしたい欲求も強くなるため、物ごとはゆっくりマイペースになりがち。場合によっては遅すぎるくらいのスローペースになり、まわりから不満が出ることもありそう。そうした牡牛座太陽期のエネルギーが悪く出てしまわないよう、アロマでサポートしてきましょう!

■エレメント別のオススメアロマ

 牡牛座的なメンタル症状が悪く働きそうなエレメントは、こだわりをゆるめるアロマを、逆に牡牛座の特徴を手に入れたいエレメントは、ハッピーな気持ちや安定感を促進するアロマを使うのがオススメ。エレメント別にサポートアロマをご紹介します!

・牡羊座、獅子座、射手座(火のエレメント)生まれの人……オレンジ
 情熱的で行動力のある火のエレメントの人たちは、牡牛座が持つ頑固さやこだわりの強さとは対立しがち。まわりにそういうタイプの人が増えると、激しくストレスを感じることになりそうです。牡牛座のエネルギーが満ちるこの時期は、ハッピーな気分を呼んでくれる「オレンジ」を使ってみましょう。明るく優雅な気持ちになることで、牡牛座のゆったりした安定感となじんでいくことができます。

・牡牛座、乙女座、山羊座(地のエレメント)……ローズ
 牡牛座が属する地のエレメントの人たちは、もともと「きちんと手に入る物質」や、「確実な結果」を大切にする人たち。そこに牡牛座のエネルギーが働くと、ものすごく頑固になってしまうことも起こりえます。牡牛座の象徴的オイルである「ローズ」を使って、気持ちをゆるめていきましょう。ローズは牡牛座の守護星である金星が支配する植物。ゆったりした優雅さを与えてくれ、豊かさへのサポートもしてくれます。

・双子座、天秤座、水瓶座(風のエレメント)……シダーウッド
 軽やかな風のエレメントの人たちにとって、牡牛座のスピード感のなさや、確実な結果を求める傾向はとても重たく感じるエネルギー。でも、正反対とも言える質のため、このエネルギーを身につけると、風の人はかなりレベルアップできるはずです。安定感をもたらす「シダーウッド」を使って、地に足をつけた結果を出していきましょう。春先の不安定な気持ちや体調もサポートしてくれます。

・蟹座、蠍座、魚座(水のエレメント)……ペパーミント
 情緒や感情が大切な水のエレメントの人たちは、牡牛座のエネルギーが働くと、「好き嫌いにこだわりすぎる」など、感情的な頑固さが生まれやすくなります。そんなウェットな頑固さが出てきたら、知性やコミュニケーションを助ける水星のオイル「ペパーミント」を使ってみましょう。頭脳がすっきりリフレッシュされ、こだわりを手放しやすくしてくれます。スピーディーな行動を助ける効果も期待できますよ。

 新緑が育ち、多くの花が開花する5月は、ビジュアルも香りも楽しめる季節。この時期に牡牛座的な鋭敏な五感や美意識の影響を授かれるのは、まさに自然の恩恵です。太陽が牡牛座に滞在する5月20日まで、その影響は続きます。牡牛座太陽期の力を借りて、ふだん眠らせている五感を目覚めさせ、優雅なくつろぎを手に入れていきましょう!
(永沢蜜羽)