住民トラブルがあるマンションは、この2ケ所を見れば一発でわかる【不動産業者がバラす】
 マンション選びをする際、どうしても気になってしまうのがご近所付き合い。

 無用なトラブルやストレスは抱えたくないですし、人間関係に問題があるマンションは建物の管理状況にも悪い影響を与えるそうです。

『不動産業界の人だけが知っている新築マンションは買わないほうがいいワケ』の著者である不動産コンサルタントの城戸輝哉さんによると、「マンション内の人間関係は共用部分を見ればわかる」とのこと。人間関係で悩まないための物件選びのコツを城戸さんに伺いました!
(以下は城戸さんの話)

◆人間関係は、この2ケ所を見れば一発でわかる

 引っ越しを考えたとき、住民の人間関係を気にされる方は少なくないと思います。ご近所さんとトラブルがあっては、大きなストレスですし、建物の管理状況を良好に維持していくためにも、住人の間のコミュニケーションが円滑であることが必須です。

 マンション内の「コミュニケーション」は、実は「ゴミ置き場と掲示板」を見れば一目瞭然です。

 掲示板はともかく、コミュニケーションをチェックするのにゴミ置き場というのは意外かもしれないですが、マンションの管理状況が非常に現れやすい場所なんです。なぜなら、住人同士、そして、管理会社と住人とのルールの徹底とチームワークが、日々試されている場所だからです。

 以下の点をチェックしてみてください。驚くほど、マンションによって差がありますよ。

============
ゴミ置き場のチェックポイント

1・日程や分別のルールに沿って整理してゴミが置かれているか?

2・ゴミが散乱状態になっていないか?

3・ゴミ置き場であってもある程度の清潔感があるか?

4・床がキレイか?

5・清掃用具がきちんと整理整頓されているか?

============

◆「ゴミを捨てるな!」の張り紙があったら…

 あと、こちらも要チェックなのが、エントランスホールやエレベーター付近や内部、あるいは階段の付近などに設置されている住民向けの「掲示板」。

 ここに古い掲示物が貼られたままで放置されているのは論外です。住人のコミュニケーションが円滑なマンションなら掲示板の情報は常に更新され、乱雑な扱いになることはありえません。

 また、掲示板に書かれている内容を見れば、そのマンションが抱えている問題と、それについてどんな話し合いがされ、どんな対策がされているかが伝わってくるはずです。

 廊下やエレベーター内に、「ゴミを捨てるな!」、「落書きをするな!」など、厳しめの言葉で注意書きが貼られているマンションは要注意です。維持管理に関心が低い住人が多くなりがちな、賃貸率の高いマンションでよく見かける光景ですが、内部のコミュニケーションが円滑ではないことの現れです。

 こういったマンションは人間関係がギスギスしていて、建物の管理状況も次第に悪くなるリスクがあるのでオススメはできません。管理状況が悪いとマンション自体の価値がどんどん落ちてしまいますので、特に購入を考えている方は注意が必要です。

<TEXT/女子SPA!編集部>

【城戸輝哉氏】
建築・リノベーションプロデューサー、不動産コンサルタント。自身がCEOを務める「スマサガ不動産」が「営業マン不在・物件広告なし」という業界の常識を覆すスタイルを確立し、大きな注目を集める。初の著書となる『不動産業界の人だけが知っている新築マンションは買わないほうがいいワケ』が好評発売中。