被災した井上晴美までも叩きにかかるネット民の恐ろしさ

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 熊本県を中心とした地震で、実家が全壊したことを明かしたタレントの井上晴美。被災後、現地の状況などを自身のブログで伝えてきたが、ネット上では「食べるものもないのに電池使ってブログ更新ですか? 余裕ありますね」などと心ない誹謗中傷を受けることに。それにより4月18日「これで発信をやめます これ以上の辛さは今はごめんなさい 必死です」と、ブログの更新を停止することを発表した。

「井上は家が全壊し、支援物資を受け取れない過酷な状況をレポートしていました。ニュース報道だけではわからないことが井上のブログでわかったことも確かにある。それでも井上を叩く人間が少なからずいることがネットの怖さです。今回、井上がブログを一時閉鎖したのは良い判断だと思います。有名人が何かを発信すれば、必ず誰かが叩きにかかる。これを止めるためには、それぞれが想像力を豊かにして、相手の立場を考えること以外ありません」(ネットアドバイザー)

 こんな時こそ相手の立場を考えて、井上をはじめとする被災地にいる人々の声に耳を傾けるべきではないだろうか。