中国メディア・環球網は15日、「世界最大の交差点」として東京・渋谷のスクランブル交差点を紹介、「まるでデモのようだ」と評した記事を掲載した。(イメージ写真提供:(C)Lance Bellers/123RF)

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 中国メディア・環球網は15日、「世界最大の交差点」として東京・渋谷のスクランブル交差点を紹介、「まるでデモのようだ」と評した記事を掲載した。

 記事は、東京屈指の商業街である渋谷の駅前にある巨大なスクランブル交差点について「世界で最も人の流れの多い交差点」であると紹介。自動車の信号が赤になり、歩行者信号が青になると人の波が四方から同時に押し寄せ、多い時には1度に3000人が通過するとし、「都会の慌ただしさを持つ東京の景色の1つ」となっていると説明した。

 そして、あまりに多い人が行きかう様子は「初めてやってきた外国人には、デモが行われていると思わせるものだ」と解説。また、東京のシンボルとしてテレビや映画によく登場することから、多くの観光客から「聖地」とみなされているとも紹介した。

 さらに、ハロウィンでは若者たちが奇抜な衣装を身に着けてこの交差点に向かい、熱狂的な状態になるほか、大みそかの夜には大勢の人が集まってカウントダウンが行われ、警察官が数百人出動して誘導や管理を行うことになるとしている。

 大勢の人が一斉に道路を横断する光景は、中国の大都市でも見られそうなものだが、中国の人にとっても渋谷のスクランブル交差点は奇異なものとして映るようである。そこには、単なる雑然ではなく「整然とした中の雑然」という特異性があるのかもしれない。秩序がなければ、四方八方からやってくる通行人どうしが衝突することなく、何事もないかのように横断することは不可能なのだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:(C)Lance Bellers/123RF)