芦ノ湖をバックに眺める3000株のツツジは壮観

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ゴールデンウィークの声が聞こえる季節になると、箱根・芦ノ湖畔の「小田急山のホテル」に、心躍るツツジの季節がやってくる。

【写真を見る】富士山がツツジの美しさを引き立てている

遠景に富士山、眼前に芦ノ湖を望む4万5000坪の広大な敷地には、約30種3000株のツツジが咲き誇り、訪れる人々を華やかに出迎えてくれる。昨年4月のリニューアルで庭園の園路も整備され、バリアフリー化も格段に進化。より安心して「花巡り」 が楽しめると、すっかり春の箱根の風物詩として定着している。

もともとホテルのある場所は、三菱四代目社長の岩崎小彌太(こやた)男爵の別邸があった。庭園のツツジも男爵自身が全国から収集して植えたもので、中には樹齢100年以上たつ株や、人の背丈を超すものも。つぼみはピンク、赤、紫、白の順にほころび始め、色とりどりの丸い樹形が織り成す景色は、一幅の絵のような美しさだ。長い時を経て受け継がれてきた庭園は、今も専任のスタッフたちの手によって丹精込めて守られている。

また、ツツジと入れ替わるように、庭園には艶やかなシャクナゲが咲き始め、さらに6月中旬になると、バラが見頃を迎える。庭を彩るバラは約30種300株。ホテル庭園の一角にあるローズガーデンは、この時期になると甘い香りでゲストを誘惑する。

「小田急山のホテル」ではこの季節、「つつじ・しゃくなげフェア俳句募集」を開催している。世界遺産富士山を背後に従えて咲き誇る、100年の歴史を持つツツジの群舞を堪能しながら、たまには一句ひねってみてはいかがだろうか。【東京ウォーカー】